明日8/27はH.I.S表参道店にてトークイベントがあります。
ゲストの太田英基さんの、履歴書に穴を開けない世界一周法というのがメインテーマですが、何らかの形で変わりたいと少しでも思っている方にぴったりなテーマだと思います。
わたしは、世界一周に行ってなかったら恐らく今こうして日本で生きてないかもと今でも本気で思っていて
何のコネもなく、決して充分とは言えないお金とパスポートだけを持ち、2年間世界に飛び出しました
今みたいにバツイチで子供2人がいるわけでもなく、23歳の私は失うものが何も無い状態
若さゆえの勢いと破天荒さ、そして何より凄まじい体力と気力がありました
鉄砲玉のように何処へでも飛んでいってしまう、23歳のあの頃
14年経った今では、当時のような勢いや体力、気力はなくなってしまったものの、
若い頃に海外に飛び出して良かったなと、今だから真面目に思えます
わたしが世界一周に飛び出した理由は
未知の世界をこの目で見てみたい
自分の凝り固まった価値観を全て一度捨ててみたい
そして、何よりも
【日本で生きているのがしんどかったと】いう理由もありました
世界一周をしている2年間の間
たくさんのスラム街を周りました
人間関係なんかで悩む自分が恥ずかしくなるほど、スラム街に住む彼らは生きることに必死でした
世界各地の安宿ではとてもたくさんの世界一周旅行者に出会いました
みんな【クレイジージャーニー】に出てくるような猛者ばかりで。笑
簡単に言えば、超変わり者
ウガンダで出会った日本人男性は常にヌンチャク振り回して、腰に謎の尻尾ついてたし、、
変人?という感じの人もたくさんいたけれど、やっぱりどこか日本の枠組みには収まりきらないキャラの人が多かった
【好きなことをして生きたい、でもそれを許さない周囲の環境から思い切って飛び出してきた】みたいな人ばかりで
私みたいに20代前半くらいの女性は当時はまだおらず、
30歳前後で、仕事や人間関係に行き詰まりを感じた男性や仕事をリタイアした後に世界旅行に出た男性などが多くいました
そのほとんどの人が
【日本の生活がしんどくてさ】
【日本人の価値観が合わなくてどうしようもないんたもないんだよ】
【海外のほうが気楽で性格的に性に合うんだよ】
と口を揃えて言っていたのが今でも印象的です
海外に行く→日本の人間関係から一時的に解放される
気持ちが解き放たれて、別人キャラになってしまう人もいて
わたしもその一人
日本にいる時は全ての人の顔色を伺って、イチイチ細かいことを気にしてしまう
結果的に疲れて潰れてしまい
自分を好いてくれてる人だけにしか関わりを持てなくなってしまったり
でも、現実には海外長期滞在や海外移住は日本にいる時の何倍もキツイもの
治安は日本より格段に悪いし
ビザの問題もある
働くにも日本よりびっくりするほど賃金が安い
言葉の壁、水や空気、衛生面の悪さetc
だけど、そんなマイナス要素を全てチャラにしてしまうほど人間関係が日本より確実に単純
そもそも個人主義で他人に興味がある人が少なく、噂好きやマナーにうるさい人、表裏があるということもそんなにいないし、ちょっとすれ違いざまにぶつかったぐらいで文句を言う人なんていない
それぐらいおおらかな国が多い
一度海外を周り、数ヶ月というよりは年単位で日本を離れると
もう元には戻れない感覚になってしまう人が多い
で、そんな人が日本に戻り、日本以外の生活しかしたことがない人と深く接すると
あれ?なんかこの人、感覚違うぞ、いやいや、無理無理!
って水と油みたいになるパターンが多いんだけど
結果的に世界一周旅行者は
一周後に好きなことを仕事にしてる人がとても多く、好きなことをするだけでなく好きな人に囲まれて毎日生きている人が多い
一度煮詰まってしまうと、何をやっても上手くいかない時期ってありますよね
旅や海外に出たからと言ってその状況が好転することにはならないかもしれない
でも、少なくとも、
空気が変わる
気分も変わる
そして、何よりも、価値観が大きく変わる
なかなか時間がなくて海外に行くことができない人も、日常を一瞬でも忘れられることができる時間や空間を作ることって大事だなと思うんです
わたしが、世界一周旅行に行ってから確かに時間はたっぷり経ってしまった
その私が伝えられることなんてあるのかな?
と正直思うこともあるけれど
世界一周が、日本に対してしんどい気持ちしかなかった私を大きく変えてくれた。
あまりに住みやすい環境だってことにも初めて気づくことができた
世界一マナーが良くて、清潔。
(ただし、世界一几帳面で細かい!他人に厳しい)
親や周囲に決められたレールを走る必要がない、他人に迷惑さえかけなければもっと自由に生きて良いってことも教えてくれた
毎日の窮屈な生活、複雑な人間関係
しんどいことが多くて何かを大きく変えたいと思ってる人もいるかもしれない
苦手な人の前だと蕁麻疹が出たり、萎縮して突然声が出なくなってしまったり、、自分らしさがなくなってしまったり
わたしもそんな弱い一人です
それでも、毎日踏ん張れているのは、23歳の頃、2年間、死にかけたり、毎日がジェットコースターのようなフルスロットルな海外経験をしたから
パンチドランカーみたいになってる部分もありますが(笑)、しんどいことにも逃げることはありません
辛い気持ちを抱えてしまう性格の人、生きづらい世の中に苦しみを感じている人
キャリアを作りながら旅をするというメインテーマの他にも、
一人でも多くの人が楽な気持ちになれたり、変革するきっかけ作りができるお手伝いができたらいいなと思います
わたしも変わりたいと思うことが37歳になってもたくさんあります
仕事に対しても育児に対してもたくさん思うところがあります
至らない自分に不甲斐なく思うこともたくさんあります
目前に変えたいと思っていることもあります
何歳からでも、変わりたいと願えばいくらでも変われます
環境もいくらでも変えられます
遅すぎるスタートはないと思います
旅に興味がない人でも、今の自分に満足出来ていない人、一歩踏み出すきっかけになってくれたら嬉しいです^_^
当日でも大丈夫なのでお待ちしていますね。
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*8/27 旅作家 歩りえこ×株式会社スクールウィズ代表取締役CEO 太田英基×H.I.S.世界一周旅行デスク