モスクワの北東に環状に連なるロシアの古都群である”黄金の環”はモスクワ以上に長い歴史を持つ町、かつてはモスクワと覇権を競った町、大きな歴史的事件の舞台となった町など、個性的かつ素朴なロシアらしさを持つ町です。
そんな”黄金の環”めぐり、まずは世界遺産が点在している”スズダリ”に行きました!
こちらは1756年建立のプレオブラジェンスキー教会。木造とは思えないほど風格のある建物で個性的ですよね!
木造建築博物館では古い時代におけるロシア人の生活様式を見学することができます。
ロシアでは館内撮影料を取る観光地も多く、だいたい100~150ルーブル(300円~450円)ほどで撮影できる撮影券を買うところが多いです。
このスズダリの町は中世の雰囲気を残したロシアの田舎町を見たい人にはぜひおすすめの町!
平原の中に忽然と現れるスズダリは町そのものが歴史博物館のようです。
こちらは世界遺産の”スパソ・エフフィミエフ修道院”です。
要塞のような堅固な修道院はとても壮麗で、「あたかも都市のごとく美しく誇る…」という修道院を称える言葉が古くから残っています。
ここでは毎日8~9回、鐘楼でのベルコンサートが催されるので必見です!
散策で小腹が空いたら木の実を道端で買って食べることもできるよー。
ハンドメイドの木彫りの土産物も素朴そのもの!
この町は15世紀にモスクワ公国の一部となってからは宗教の一大中心地となり、17~18世紀にかけて多くの教会が建設されたんですよ。
今もなお残るこの町並みはこの頃からほとんど変化していないというから驚きですね!
レーニン通りを歩くと、馬に乗った少女が颯爽と現れました。
ちょっと怖かったけど、出来る限り近づいてみました。笑
こんな巨大なロシア人形もあるよ♪可愛い!
そして、こちらはまたまた世界遺産のクレムリン内にある”ラジヂェストヴェンスキー聖堂”です。
この聖堂は現存するスズダリで最も古い建築で、ちょうど修復がなされているところでした。
この建物は多分警察署だと思うんだけど、常に人が不在なのよね。笑
いかにも犯罪がなさそうな素朴な町だからかしら?
美しい町並みと世界遺産の数々を散策しながら…
素朴なロシア人と触れ合ってみてはいかがでしょうか?
なんだかのんびりしたくなってしまうような素朴さで、サンクトペテルブルグとはまったく異なる魅力を感じました!
この間、紹介したハチミツ酒はこのスズダリの町で名物なんですよ!
あー、たくさん買って色んな人に飲んで欲しいくらい美味しかった☆
お家でなんとか作れないかなー?