占星術を学び始めると、まずは天体や星座の意味を覚える事が多いかと思う。
本や先生によるけど、ちょっと昔の本を読むと、木星は幸福の天体とか書いてあったリする。
木星は発展、膨張、暖める、等の意味はあるけれど・・・
昔の本だけど読めると思っているルル・ラブア先生の本を読んだ時、土星に関して凶星・不幸的な解釈があり落ち込んだことがある。
初心者の頃は真に受けていたけど、心理占星術を学んでから読み返すと、首をかしげたりする。
土星は冷やす、固める、縮小するという感じの物事を起こしたりすることがある。
(分かりにくいけど、占星術の天体や星座って象徴なもんで)
でもその働き方も人によって様々。
土星の居場所、アスペクト(関連する天体)等によっても違くなるし。
グラデュエーションのように違う。
全体的な性質もあるし、時期もあるし。
ただ、(その人にとって)良い方向性にも悪い方向性にも働くだけ。
物事に、良い悪いはない。
その人の見方・信念が反映するだけ。
繰り返しになるが、物事自体には不幸も幸福もないのだ。
たとえばの話、吉星と言われる木星に目を転じて・・・
この木星、私の誕生日チャートの、一番真上にある。
そのせいか、子供のころから、学校の先生に受けが良く、ひきたてられることが多かった。
でも、それがゆえに学校の成績をなめてかかっていたので、全く勉強をしなかった。
ということで、小学生~中一までは優等生だったけど、後は坂を転がるように成績が悪化。
だって、努力と言う言葉は私の辞書にはなかったから。
今思えば、これ、木星の影響かもしれない。
(40代以降から、努力を覚えて、いろいろ勉強し始めた。
つまり、木星を怠惰として使わず、良い方向で使えるようになったのかもしれない。
年齢域から考えても腑に落ちるし。)
目立つだけでなく月とソフトアスペクト(イージーアスベストとも言われるから雰囲気分かるでしょ)なもので、とても楽天的な部分があったわけ。
で、結局、大学は全然自分の志望校と、かけ離れたところに進んだ。
こんな風に木星は働くことがある。
木星の負の側面、怠惰、そのまま。
オマケに・・・
私の木星は金星と触れている。
そのせいか、私は甘いものが大好き
(金星=甘いもの、木星=膨張、太るとい言う意味もある。)
なので、この天体配置は糖尿病にも気を付けたほうが良いと言われている。
(皆なる訳ではないです)
と言う風に、占星術って、ひとつの側面だけでは語れない。
物事が全てプラス、マイナスがあるように。
フラワーエッセンスの働き方がいろいろあるように。
だから、誕生日チャートにある天体(たとえば月とか)とトランジット(今現在の星回り)の木星がぶつかる事により、気分が大きくなる事もある。
でも、そのあとに、厳しい星回りになったら、これは気分がジェットコースターのようになるかもしれない。
なので、占星術で、そのあとの将来の状況も考えあわせて、行動を計画しておくといいかもね。
そんな風に占星術を使いこなせば、いいかなと思う。
そうすれば、波を乗りこなすサーファーのようになれると思うんだ。
知らなければ波にのまれるだけだけどね。
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