FESの本拠地テラフローラは、この世の天国と言ってもいいくらいの素晴らしさです。

さて、テラフローラは、バイオダイナミック農法(シュタイナー農法)で運営される農場も抱えています。





セミナーツワーで滞在中の夏至の日の朝、農場やテラフローラに振りまく液剤を創りました。

夏至の日は特別な日。

なので、その日に大地に感謝を表するために、祈りを込めた液剤を創り大地に撒くというわけです。

早朝、リチャードさんがリードして液剤をかき混ぜる中、その他の人達は一時間祈りの歌を絶やさないようにします。

(と言っても、私はせき喘息のために欠席。

様子を参加者に聞いたのですが)

液剤は、牛の角やクリスタルを砕いた粉と水で創ったそうです。

(これは、確かシュタイナー農法の本にも載っています)

一時間近く、この液剤を時計回り、反時計回りと、かき混ぜ続けます。

その間、祈りは欠かさない。

祈りが液剤に染み込むのでしょう。

何年か前のセミナーでも、リチャードさんは、かき混ぜていて反対周りにする時、静止点ができるのが重要というようなことを言っていました。

シャウベルガーも確かそのようなことを言っていた気がします。

まあ、シャウベルガーやシュタイナーが元ネタだろうから、当然ですが。

つまり、この液剤には、祈りと、らせんのパワーが入り込んでいるのです。

その液剤を、祈りの儀式が終わった後に、液剤をホウキの先に付け、大地に振りまきます。

やはり、魔女って本当にホウキが欠かせないのね~と、びっくりでした!

 

(参加しなかったものの、私は儀式の間、ガーデンの片隅で気配を感じ取れました。)

シュタイナー農法の本で読んだことがあるけれど、ガーデンの実りのため季節の境目の時期に、牛の角や水晶で畑に撒く薬剤をつくるのだと改めて実感しました!

 

 

 



昔、10畳足らずの貸農園を借りて植物を育てていた時に、シュタイナー農法の暦を買ったことがあります。

月の満ち欠けに伴って、種まき、刈り取り等の日取り・時間が決められています。

買ったはいいものの、一回も暦通りに、種まきや刈取りができたことはありません。

なにせ、せっかちだから、種まきたいときに撒き、刈り取りたいときに刈る私です。

 

FESは広大なガーデンなので、刈り取りまでシュタイナー歴通りにしているかどうかは分かりませんが、季節ごとの儀式を行っているのを実際に感じ、改めて感動しました。

最近、月の暦を意識するようになってきた私ですが、生活を月のリズムに合わせて暮らすということは、なんて優雅で、且つ大変な事でありましょう。





そういった絶え間なき努力の中、私たちのもとへFESのフラワーエッセンス達は届けられるのです。

もはや、これは製品とは、呼べません。

訪れたものにとっては、植物の息吹、植物の精霊が直に感じられる生きたオイルやフラワーエッセンスなのです!