介護の仕事をしていた時に、神様は残酷だな~、とつくづく感じました。
そんななかのひとつ
「人は痛みでは死ねなくても、希望を失うと生きていられなくなる」
ということ。
痛みが絶えずあり、死にたいと言っていても、そしてそれが、どんなにすごい痛みでも、人はなかなか死ねないものです。
でも、希望を失くすと、からだの状態がそれほど悪くなくても、あっけなく亡くなられることを、仕事を通して知りました。
凄く痛い状態の方や重篤な症状や難病ですぐ亡くなるのを見たことはありませんでした。
でも、お金持ちで気ままに暮らしていた方が、足を悪くして出かけるのが大変になりました。
でも、私からすると、もっと状態の悪い人は沢山見ています。
でも、その方は、
「友人と気軽に麻雀ができなくなった」
と言って、ふさぎがちになったと思ったら、あっという間に亡くなってしまったのです。
都内の素敵な住宅街に住んで、何不自由のない暮らしをされていた方です。
反面、その日の暮らしにも困るような方々や、大変な状況の方も見てきましたが、そんなに、あっけなく亡くなる方を見たのは初めてでした。
自分の仕事(介護に関する相談援助)や自分の無力感をつくづく感じました。
そんな時、出会ったのが、フラワーエッセンスです。
バッチフラワーエッセンス(レメディ)にはバッチ博士が、第一次大戦や世界大恐慌の頃に発明されたためか、希望の反対の状況=恐怖や失望などに対応するエッセンスが沢山あります。
その存在を知った時、私自身にも「希望」が感じられました。
フラワーエッセンスによって、希望を失くした人にも光りを届けられたら、仕事で感じる無力感も軽減できるのではないか、と。
でも、フラワーエッセンスの勉強は深いので、まだまだ、自分の理想の状態に追い付かないけど。
でも、あきらめるのは、やめました。
ということで、「パンドラの箱」のエピソード。
最後まで残っている人間にとって大切なものは「希望」
というエピソード。
本当だな~と、つくづく感じます。