5次治療(13) | 夫の肺がん治療記録

夫の肺がん治療記録

2021年4月、健康診断でステージ4の肺がんが見つかりました。検査をするたびにネガティブな結果を知らされ、私たちはまるで竜巻に巻き込まれているような状況でした。
1年が過ぎて、治療記録を残すことにしました。

アブラキサン13回目(5コース目①)

先週16日に検査した造影CTの結果が出ている今日の診察日でした。

本人としては、血痰や咳は減っていて、今の治療(アブラキサン)の効果はそれなりに続いていると感じているようです。

客観的に見たら、ステロイドを増やしたタイミングで調子良くなっているので、肺や気管支にある何らかの炎症が改善されているためではないかと考えられます。

今日は主治医の診察ではなかったのですが、医師も、わずかに原発は増大だが、転移していた部分は縮小を維持していることと、症状も軽減していることから、アブラキサン継続となりました。

次回以降、主治医の診察でどのような判断になるか気になりますが、治療が変わるとしても良い方向へ向かうための選択をされるのだと考えて過ごしたいと思っています。

病院に大きな雛壇飾りが登場しています。
色々な病気で通っている大人も子どもたちも、この鮮やかさに春の近さを感じほっこりさせてもらえますね。




先週末に、オンコロさんや肺がん患者の会ワンステップさんなど共催で開催された近畿大学附属病院の中川先生の退任記念感謝の会の動画を拝見させてもらいました。改めて、中川先生のこれまでの肺がん治療への熱意を感じて、有難いなぁと胸が熱くなりました。
今、こうして色々な治療ができるのも、先生方の努力があってこそなのですね。


感謝の気持ちを忘れずに、日々を大切に。

パパは、治療後新幹線で鹿児島へ移動して2泊の出張です。頑張ってくれているパパにも、もちろん感謝。