先月中旬、京都府八幡市に鎮座されます石清水八幡宮へ参拝してきました
厄除け厄払いで有名な石清水八幡宮。
創建860年、平安京の裏鬼門に築かれた鬼門封じの神社として実に1000年以上の歴史があります(因みに表鬼門を守護しているのは比叡山延暦寺)
日本にある全ての神社の中でもかなり格式が高いのは知ってはいたものの、私の住む市内からは離れている事と本殿が山上にある為ケーブルカーを使って参拝される人も多いとの前情報から
『すんなりとはいかんのか…』
と足が遠退いてた。
けど
『行きたいけど行けてない神社リスト』
の中から京都縛りで改めて確認していると石清水八幡宮で気になる一文が。
『伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟』
…おや。
これは行きにくそうとか言うてる場合ちゃうで。
調べてみると男山は低い山やからケーブルカーに乗ってる時間は数分で、全然歩いても行ける距離&高低差だそう。
そうとわかれば次の休みの日に早起きして行くしかないとなった訳であります。
京阪電車の石清水八幡宮駅下車、駅前の観光案内所で石清水八幡宮のマップ(山全体が神域なんでね)をゲットしおすすめの参拝ルートを教えてもらいいざ
駅からは徒歩約3分とめちゃ近。
おぉ~
実に立派な一ノ鳥居がお出迎え。
入り口から感じる雰囲気、ワクワクしかない
↑扁額の八幡宮の八が鳩になってる
一ノ鳥居をくぐり進んでいくと(この間にも頓宮殿など見所はありますが写真は撮ってません)
『高良社』
ただならぬ雰囲気醸し出してる。
と思いきや一歩足を踏み入れるとめちゃくちゃ清々しいクリーンな空間やった。
そしてこんな木が。
写真では伝わらんけど圧倒的存在感。
高良社を出て進むと
『ニノ鳥居』
両脇を固める狛犬さんがいい感じ
右側のもりもりな緑が男山の森、明るい左側は京都の市街地が広がります。
緑がキレー
ニノ鳥居をくぐるとほどなくして七曲がりと言われる連続カーブが出てくる。
こんな傾斜の階段を数回折り返し。
七曲りってゆーけど7回も無い気がする。
七曲りを抜けると
『影清塚』
左→表参道・右→裏参道への分かれ道。
裏参道、めちゃくちゃ惹かれるけど帰りに通るので一旦スルー。
行きは見所も多く傾斜も緩かな左側の表参道を選択。
左に視線をやると下の方に京都市街地が。
結構登ってきたんやな
実は緩かに見えるこの石段もずっと登ってるとなかなかキツイ
帰りの裏参道大丈夫かな…
と思いつつぜぇぜぇ言いながら頑張ってると見えてきた
『三ノ鳥居』
三ノ鳥居をくぐると目の前に
『一ツ石』
勝負石と呼ばれる勝運の石。
どうやら競馬の出発地点やったらしい
※振り返って撮ったんでバックには三ノ鳥居が写ってます
そうそう、この石灯篭が見たかってん
奈良の春日大社を思い出すなぁー
三ノ鳥居をくぐり進むと南総門があるんやけど、先の台風被害で只今絶賛修理中
そして全体がシートで覆われてて何も見えへん。
しかも修理は今年一杯かかるそう。
噂によるとこの南総門はなかなかのパワースポットらしい。
残念…また来いって事やな。
修理中の南総門をくぐると
『御本殿』
本殿含む御社殿は国内最大最古の八幡造りで国宝に指定されてます。
このアングル好き
歴代天皇が必ず足を運び、あのパナソニックの創業者故・松下幸之助氏など多数の関西財界人からの信仰も厚い特別な神社。
↑これも春日大社を彷彿とさせる。
勝運の神様とあり源氏一門、織田信長、豊臣秀吉らの崇敬も集めたすんごい神社なんです
そして御本殿の左手に
『楠木正成の楠』
これが素通りさせてくれんぐらいにすんごいオーラを放ってて。
動画で。
※遠くで祝詞も聞こえます
幹の太さと大きく広く伸びる枝にパワーをもらいました