昨日10/19、千葉県の日本共産党が挙って行う「国政交渉」に参加しました。




県下の諸々の課題や問題の解決のために、国の各省庁に改善などを要望するもので、毎年この時期に行われています。

午前8時30分に国会議員会館に集合、昼休憩を挟んで17時まで続きます。

事前に提出してあった国への要望項目に対し、まずは国からの回答を聞き、さらに私たちの方から詳しく質問や要望をします。

私もいくつもの要望項目を事前に出していましたが、特に下記の2点について今日はご報告します。

① 【新京成の薬園台駅東側の入口にエレベーターをつけてほしい。】

国交省の回答は、「新京成だけでは経営上エレベーター設置は厳しいとのこと。自治体と新京成との協議を踏まえて、国交省も支援を考える」旨でした。

そこで私が追加で、「船橋市は、国の方針である『大規模でない駅は1ルートのみエレベーター設置があればバリアフリーはオッケーとする』を理由にエレベーター設置に背を向けている。その方針を国に見直してもらわなければ、自治体と新京成との協議が進まない。方針を見直さないのか」と質問したところ、国交省は「R8年以降、2ルート目のバリアフリー化も検討していく」旨の回答でした。
⭐️こればかなり嬉しい回答です!

薬園台駅の東側入り口の53段もの階段を登りきれない、または難儀している多くの人たちに、明るい兆しが見えてきたと思います。
エレベーター設置の署名にご協力くださった皆さんにも早くお知らせしたいですが、まだ設置が決まったわけではありません。
しっかりと国と市と県に求めていきます。



 
② 【9月2日〜6日まで、習志野駐屯地に280名もの外国軍兵士が滞在し、自由に外出していた件について】

8月中に行なった防衛省との交渉時、私たちはこの外国兵の基地からの外出禁止を求めていました。なぜならば沖縄などで米軍兵士による犯罪が多いからです。

その私たちに対して、国は8月の交渉で「不要不急の外出は控えるよう要請する。どうしても必要な外出は仕方がないから認めるが、その際にも外出許可証を持たせる」と回答していました。

そこで昨日、私が「外出許可証は何枚発行したのか?」と質問したところ、なんと日本側からは発行していなかったことが分かりました。

「では、外出許可証は誰が発行していたのか?」と質問すると、「外国軍の司令官などが渡していたと思われる」との不確実な回答です。
だから何枚、つまり何人が外出していたのか、回答できないというのです。

重ねて私は「では、駐屯地の門番は外国軍兵士の出入りを確認・カウントしていないのか? 出た人数と帰ってきた人数が合わないことがあっては大変だから、ちゃんとカウントしているでしょう。その記録を出してほしい」と追及しました。
果たして後日、納得のいく回答を出してくるかどうか、注目です。

沖縄などで米軍兵士がいくつもの犯罪を基地の外で犯している。
習志野駐屯地に外国軍兵士を滞在させるのであれば、ここでも同じようなことがあり得る。それを私たちは心配しているのです。

「どうしても必要な外出であれば日本側の同行者をつけること。飲酒は禁止すること」といった私たちの事前の要望が防衛省から軽視されていたことに憤りを感じます。

外国軍兵士と思しき人たちが駐屯地の近くのラーメン店で大勢が食べていた、イオンでの買い物袋を持っていた、ペットボトルを手に公園をふらついていた、という目撃証言があります。

外国軍兵士による犯罪があってからでは遅い。
基地の周辺市民の安全を守る気のない国が、「我が国の安全保障のために外国軍と共同して訓練する云々」と言うのは、どんな笑い話かと皆さんも呆れませんか。

この他にも、私たちの暮らしを改善し、安全を守ってくれるように要望しました。市議として私も精一杯力を尽くします。