予定していた行動の相方さんから相次いでキャンセルの連絡が入った昨日。

思いがけず空いた時間で、そのうち観ようと思っていた映画を2本、ハシゴしてきました。

『あのこと』https://gaga.ne.jp/anokoto/ と『戦場記者』https://senjokisha.jp/

私が世間に物申す活動をしている根っこは「女性の権利の拡充」と「戦争はイヤ」の思い。

その思いをストレートに強くさせる映画だった。

1本めの『あのこと』を観終わった後、なんとも切なくて寂しい気持ちになって、近くの交通会館にある私の故郷・和歌山県のアンテナショップに立ち寄った。

実家に救いを求めるような、そんな気持ちだったのかもしれない。

私の生まれ育った田辺市ではお正月料理には欠かせないのが蒲鉾の「なんば焼」と「ごぼう巻」。これこれ😀、と買いましたよ。




2本めの『戦場記者』。
幕張メッセで開催の武器見本市DSEI Japanの開催中止を求めて私は仲間と一緒に活動をしている。
県有施設を死の商人の儲けの場に貸し出して、そこで商談成立後に実際どんなふうに武器が使われているのか。それを考えたらメッセの貸し出し許可などできないでしょう、と千葉県には何度も言っている。

罪のない子どもたちが命を奪われた戦場のリアルはこの映画を見なくてもこれまでに報道で多く知らされているが、「『世界のどこかの子どもの命が』と言われてもピンと来ない」と答えた県の担当者にはこの映画を観てもらいたい。

2019年のDSEI Japanの会場でイスラエルの武器商人が誇らしげに語った「我が社の武器は実戦で性能が証明済み」はまさにこれだ。
このTBSのニュース映像はぜひもっともっと拡散してほしい。https://youtu.be/2FesKgoAoA0

タリバンによる女性の権利剥奪の報道がさかんになされる一方でアフガンの貧困の酷さが報じられていないとの指摘が映画の中であった。
なるほどそうかもしれないが、でもやはり女性への迫害は報じられなければならないし、その迫害をストップさせるために世界の目を向けさせなければならないでしょう、との思いが残った。

さて、原発も武器見本市も認める熊谷さんを知事にしてはダメだよ、と昨年春の知事選に私は立候補したけれど、私たちの声は多くの人には届かなかった。

でもこのまま諦めるわけにはいかない。
絶対に見逃すわけにはいかないことだからまた頑張ろうと思った、クリスマスイブイブの昨夜でした。