京都 中医推拿 楽楽堂
は京都伝統中医学研究所直営のリフレッシュ&リラクゼーションサロンです。
昨日あたりから 京都もいよいよ夏のようなお天気になってきましたね。
沖縄ではもう梅雨入りだとか! いよいよ「夏の養生法」の出番って感じですね。
今回は特に中医学的なダイエットについていっしょに勉強していきたいと思います。
中医学も立派な学問なので、いろいろと専門用語が出てきたり 今までの知識では理解しにくい表現などがありますが、全世界共通の医学なので少しずつ理解していくようにしましょう。
しばらくは中医学の基礎理論的な話しになるので わかりにくく つまらないかもしれませんが、
出来るだけ わかりやすく 普段使っている言葉などで説明するようにがんばります。
伝統中医学では、夏は陽気が盛んになり あらゆるものが伸び成長する季節で自然界の気は「長」です。日本(本州以南)ではその前にジメジメと鬱陶しい梅雨が来ますね。 梅雨真っ盛りの6月21日が「夏至」ですが、梅雨は陽から陰へ変化する時期で自然界の気は「湿」になります。
中国では夏の終わりがダラダラと長く それを長夏(ちょうか)と言って陽から陰への変化の季節なのですが、日本ではちょうど梅雨のころが同じ感じだと思います。 この季節は『脾』の気が旺盛になる季節で また『脾』を傷めやすい季節でもあります。
でも陽から陰への変化の季節があってからまた夏(陽中の陽)に戻るのでちょっとおかしいのですが…。
もうすでに何の事だかって感じかもしれませんが、中医学ではそのように考えるので ここはあまり深く考えないで 「そうなんか!?」って感じで進んでください。
なので、まず 夏の養生法の前に 梅雨の養生法について勉強しなくちゃいけませんね。
『脾』は五行の分類では土に属すると考えます。
五行とは陰陽五行論のことで、古代の人々の長期にわたる自然観察に基づいて この世のあらゆるものは木、火、土、金、水の五つの気質や特性を持っていると考える哲学です。
その中で「土は稼穡を爰く」(「つちはかしょくをいく」と読みます)と言います。 種を撒き収穫して万物を生化する特性を持っているものはすべて「土」の気質と同じで、 「土」のように生成したり変化したり(させたり)受納する特性を持っているものは「土」のグループに属すると考えるのです。
ちょっとややこしくなってきましたが、ようは「土」のように 種(物事)を受け入れて(受納)、それを土の中で芽を出させ(生成) 大木に成長させたり果実を実らせたり(変化)するような性質や作用や形態を持つものはすべて「土」のグループに属すると考える考え方です。
(五行の木や火などその他の特性や分類は またそれぞれの機会が来た時に書きます。)
『脾』とは 脾臓の脾とおなじ字ですが、中医学では、消化器系全般のことを言います。
「土」のように、食べたものを受け入れ(受納)、消化吸収して(生成)、気や血をつくり不要なものは尿や便に(変化)して排泄する作用があるからです。
いきなり ちょっと難しかったですね。
『脾』とは!? の前に、五行論の「土」は!?を理解する必要があります。 ここは、「なんで?」と思わず、「そう分類するのかぁ」と 素直に受け入れて進めていって下さいね(・・)ゞ
次回は『脾』…つまり中医学で言う消化器系について勉強しますね。