8月26日は流派の総会と学術講座でした。
学術講座は
映画上映
「歌舞伎の魅力 ーかつらと床山ー」と
デモンストレーション
「二重切・三態 ー二重切花器の主な花型ー」。
歌舞伎のかつらに焦点を当てた短編映画では、
華やかな舞台の裏で働く方々の
お仕事ぶりを拝見。
大勢の方が動いてひとつの舞台を
作り上げていく過程を見て、
いけばなでも同じ、
道具を作ってくださる方がいて、
花材を栽培してくださる方がいて、
多くの方の力を借りて、ご覧いただく
作品は出来上がっているのよね、
などという事を改めて思ったのでした。
先代團十郎丈や先代芝翫丈の
お元気な姿が見られたのも、
歌舞伎好きとしては
テンション上がるポイントでした。
デモンストレーションは
二重切を使用して型の違う生花を三作品、
理事の先生方にいけていただき、
解説をさせていただきました。
今年の学術講座では、台湾や沖縄をはじめ、
コロナ禍でなかなかお会いできなかった
遠方支部の会員さんにも
久々にお会いする事ができ、
嬉しい時間となりました。
毎年この行事が終わると、
同時に夏の終わりを感じます。
とはいえ今年はまだまだ暑い！
皆様引き続きお体大事にお過ごしくださいませ。