
秋らしいバラードで、、
満月にちなんで、、








温かいコメント
を頂きまして






(日本語和訳歌詞)
《コーラス1》
彼が私に愛を告げてくれたとき
きっと私は、すごく無神経な人間に見えたはず
彼の心からの告白にも
心も、何も、まったく動かされない
冷酷な人間に見えたに違いないわ
ただ振り向いて、黙って、冷たい目で
見つめていただけなんて
彼はきっと、なぜそんな態度をとるんだと
思ったに違いないわ
でも、何て言えばよかったの?
いったい彼に、何て答えられたの?
一つの愛が終わるときに・・・
《コーラス2》
今となっては、もう彼はどこかへ行ってしまった
そして私は一人、彼のあの最後の面影の
苦い思い出と共にいる
ただ呆然と、やりきれない、悲しそうな最後の面影が
私のこの胸に、今でも焼きついている
あの面影に、傷ついた彼の気持ちのすべてが表れていた
彼はきっと、なんて冷たい態度をとるんだと
思ったに違いないわ
でも私は何をすればよかったの?
いったい彼に、何が出来たと言うの?
一つの愛が終わるときに・・・
HOW INSENSITIVE ~ハウ・インセンシティヴ~
1963年(英語詩1964年)
作詞/ヴィニシウス・ジ・モライス Vinicius De Moraes
作曲/アントニオ・カルロス・ジョビン Antonio Carlos Jobim
英語詩/ノーマン・ギンベル Norman Gimbel
【『イパネマの娘』の大ヒットを生み出した3人】
「ボサノバってどんな音楽?」ともし聞かれたら、
たぶん、『イパネマの娘』とか『ウェーブ』とか『デサフィナード』など。
きっとカルロス・ジョビンの作曲したものを「無意識のうちに」口ずさんでいるかもしれません。
それくらい、ボサノバというと、イコール=ジョビン!
という図式は強いのです。
そして、最初に出てきた世界的にも有名な曲『イパネマの娘』を作った、ジョビンと、
ブラジルの外交官でありながらも作詞家、また、詩人という肩書きを持つ、ヴィニシウス・ジ・モライス。
そして、ジョビンの英語訳詞ならこの人、アメリカ人の作詞家ノーマン・ギンベル。
ノーマン・ギンベルは同じアメリカ人ピアニスト『ルー・レヴィ』の関係でジョビンたちと知り合い、ブラジル音楽の英語歌詞も書くようになったそうです。
『イパネマの娘』、『サマー・サンバ』、また、ボサノバの他にも『やさしく歌って』、『スウェイ』なども訳した人です。
ブラジル音楽の大御所であるジョビンとモライスのプレイボーイぶりはとても有名な話で、モライスに至っては、9度の結婚・離婚の経験者。
では、この3人によって作られた『How Insensitiveハウ・インセンシティブ』という曲は、いったいどんな曲なのでしょう?
【ジョビンのサウンドセンスとモライスの経験を生かした歌詞?】
さて、この『Insensitive』という言葉を辞書で引いてみると
『鈍感な』、『無神経な』というような意味が出てきます。
これは、彼、もしくは彼女が、自分に愛の告白をしてくれたあの時に、
自分はなぜ、あんな冷たい態度をとってしまったんだろう・・・。
今はもう、あの人は行ってしまった・・・。
でも、それならあの時、
自分はどんな言葉を言えばよかったのか?
なにができたというのか?
というような、一つの恋の終わりとその面影を歌っているのです。
歌詞に関して言えば、自分は相手を振った立場でありながら、少し時間がたつと、今度はそのことを後悔しつつ・・・、なんていうちょっと身勝手なような(笑)でも、とても切ないそんな歌詞は、やはりのモライスの数々の恋愛経験が生かされていることは間違いないでしょう。
そして、ジョビンのこれまた切ない、そしてとてもシンプルなメロディーですが、音符を伸ばすところが多いのです。
最初の頃は演奏するとき、その伸ばす部分の『間』に戸惑いそうになるくらい、とでも言いましょうか、同じ様に、音の階段を下りては音を伸ばす、という様な部分が多いのです。
でも、回を重ねるたび、音符を伸ばしているところにこそ、涙がこみ上げてきそうな要素を、この曲のサウンドは持っている、と感じるようになりました。
ギンベルの英語歌詞は、完全にポルトガル語を訳した形ではなく、モライスの歌詞の要素を持っている、というような歌詞だそうですが、歌う側としては、結構、ある一つの恋の一場面をうまく切り取った歌詞になっていて、イメージしやすいと、私は思っています。
【さぁ!誰を聴く?】
これもたくさんの歌手が英語で歌っていて、
女性では
もちろんアストラッド・ジルベルト。
エラ・フィッツジェラルド。
カーメン・マクレイ。
最近ではダイアナ・クラール。
ローラ・フィジー等々。
男性では、
初めてジャズ歌手が
英語でボサノバを歌い始めた
という点でも忘れてならない
フランク・シナトラ。
メル・トーメ。
それとは別に、やはりオリジナルの
ポルトガル語の
ジョアン・ジルベルトもオススメです!
また、男性が歌う場合は、
相手は「彼女」になるので「she」、
そして女性が歌う場合は、
相手は「彼」になるので「he」、
というように置き換えて歌われます。
なので、私が歌う場合は「he」になっています。
ちなみに、男性が歌う場合の歌詞を
(she)のように
置き換えて書きましたので、
ご参考いただければと思います。
これは「イパネマの娘」でも同じことで、
『The girl from Ipanema』![]()
『The boy from Ipanema』というように
タイトルも歌詞も置き換えられます。
それではそんな切ないボサノバの代表格ともいえる
「HOW INSENSITIVE」です。
今回は、私の2008年にスタジオ録音したものを
初めてアップしました。
細野よしひこさんの
素敵なアコースティックギターで!
どうぞっ!
(英語歌詞)女性歌手バージョン
《CHORUS1》
How insensitive
I must have seemed
When he(she) told me that he(she) loved me
How unmoved and cold
I must have seemed when he(she) told me so sincerely
Why he(she) must have asked
Did I just turn and stare in icy silence?
What was I to say?
What can you say when a love affair is over?
《CHORUS2》
Now he’s (she’s)gone away
And I’m alone with the mem’ry of his(her) last look
Vague and drawn and sad I see it still
All his(her) heartbreak in that last look
How he(she) must have asked
Could I just turn and stare in icy silence?
What was I to do?
What can I do when a love affair is over?
(日本語和訳歌詞)
《コーラス1》
彼が私に愛を告げてくれたとき
きっと私は、すごく無神経な人間に見えたはず
彼の心からの告白にも
心も、何も、まったく動かされない
冷酷な人間に見えたに違いないわ
ただ振り向いて、黙って、冷たい目で
見つめていただけなんて
彼はきっと、なぜそんな態度をとるんだと
思ったに違いないわ
でも、何て言えばよかったの?
いったい彼に、何て答えられたの?
一つの愛が終わるときに・・・
《コーラス2》
今となっては、もう彼はどこかへ行ってしまった
そして私は一人、彼のあの最後の面影の
苦い思い出と共にいる
ただ呆然と、やりきれない、悲しそうな最後の面影が
私のこの胸に、今でも焼きついている
あの面影に、傷ついた彼の気持ちのすべてが表れていた
彼はきっと、なんて冷たい態度をとるんだと
思ったに違いないわ
でも私は何をすればよかったの?
いったい彼に、何が出来たと言うの?
一つの愛が終わるときに・・・