子どもたちとの週末 | Rie fu Official Blog by Ameba

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土曜は、念願叶って美大でのライブ、@女子美祭
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気に入ってしまった校内のオブジェの前で、出演を実現させてくれたカナさんと!
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その日の夜からhinataboccoで気仙沼に出発
ハロウィンにちなんで集められたお菓子、ハイエースにぱんぱん!沢山の人のあたたかい心が詰まっています
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気仙沼鹿折小学校の体育館に、地元の人たちが集ってくれた中でのライブ。
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Kat&アジカンごっちさんと、最後にはセッションも!
hinataboccoのアツい気持ちと行動力にはいつも脱帽。継続的にまた参加させていただけたら幸せだなぁ。
来て下さったひとりひとりの表情を思い出します。

翌日は岩手は大船渡に移動して、地元の保育園で歌&絵のおねえさん体験。
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園児ってこんなだったっけ!?っていうぐらい、可愛すぎてデレデレになっちゃいました。
この日は、大船渡中の子供達に笑顔を届けているという『ニコニコ大使』というエンターテイナーのアメリカ人ガイさんと同行し、彼の行う手品に驚いたふりをしたり歌を歌ったりするという体験をさせていただきました。
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保育園は少し高台になっていて、すぐ道を挟んだ向かいの小学校には、かつては誰かの大切な生活の一部だった、瓦礫が集められていました。木材は分けられ、近所のコンクリート工場の燃料になるそうです。


そして大船渡市立盛小学校に到着。
今回の旅の目的地です。
実はこの大船渡への旅の企画をしてくれたのは、タイラー基金という、小児がん患者やその家族の精神的サポートをしているNPO団体。その団体が東日本大震災の復興支援としてチャリティーアルバムを作った際に、私がこの小学校の生徒さん達と一緒に一曲歌わせていただいたのです。このアルバムは、多数の豪華アーティストが賛同されていて、楽曲もあたたかいものばかり。ぜひお手に取ってみてください。
(アルバムの詳細はこちらから!)

レコーディングは別々だったので、実際に子供達と会うのは初めてでした。
実際に一緒に歌ったり、初めて名前を聴く私に対しても色々な話をしてくれて、胸がいっぱいになりました。
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元気な表情と歌声で迎えてくれた子供達でしたが、彼らも家族にも多くの津波被害があって、中には両親を亡くしたお子さんもいるとのこと。。

今回の訪問が、子供達にとって少しでも新鮮なものになっていたら光栄です。間違いなく自分が提供できた以上のエネルギーを子供達からもらったので、今後もお返しができるように、笑顔の源に歌があるなら、できる限りの力になりたいと改めて思いました。
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東北の紅葉は、今まで日本中で見た中で一番というぐらい美しかったです。


地震津波被害の大きかった被災地に初めて訪れた今回の旅でしたが、実際に、土台だけになった建物や錆びて原型を留めない形になった車の山を見た中で感じた印象は、"被災地"というより"現実"という言葉でした。
今後は物資はもちろんですが、"生活"の建て直しと支援が重要課題だと痛感。
色々と考えさせられた、濃厚な週末でした。