Best of Berlin ! -21ページ目

Best of Berlin !

ベルリン・ドイツのいろいろ。

*男子、というと、「子供」の響きを含んでいるようで、男性というのが正しいのか・・・と思いつつも、日本語の『○○男子』の一般的表記に従ってみます。


先日、美容室に出かけた時に、レギンスに興味があるのだが、男性用には気に入るものがなく、女性用は…キツい部分があって…心地よくない、そもそも男がレギンスを履いていいと思うか?という話が出ました。単純に下半身の重ね着と見れば面白いし、実際、寒い冬に実用的だね!と盛り上がったのですが。


前出記事は、ドイツの男性スカート減少傾向と再来に対する期待についての記事をまとめてみたけれど、一方で、男性ファッションの選択が広がっているのも事実なようです。


ドイツのファッション・ジャーナリストさんが、男性のJegginsとハイヒールについて、Blogに記事にしていて 面白かったので、ここに紹介させていただきます。


Cheap Monday の2010年春夏コレクションの中で、彼女が例にしていたおへそ出しのレギンス。

これを「見たくない」と彼女は書いてます。



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Cheap Monday サイトで、2010年春夏コレクションのその他のJegginsを見てみましたが、・・・それほど違和感ない・・・?それとも綺麗な男性モデルさん効果・・・?


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Jegginsの提案理由は、スリムジーンズだと履けない人がいるけど、これなら誰でもOK!という話があるらしい。(本当に?!)ジーンズ・プリントのズボン下に見えるかどうか・・・紙一重かもしれない・・・。


たまに街で、『レギンス』を『ズボン』として履いていて、下半身の細部丸分かりな女子を見かけるのですが、何かを履き忘れたっぽい感じがします・・・私個人、短いシャツにレギンスを履く、というのは無理かも。体型どうこう、というより、おしりが落ち着かないだろうなあ、きっと。


そして、このBlogのParisofficeジャーナリストは、ファッションとしての『ハイヒール男子』も紹介!背の低い男性なんて、堂々と身長の嵩増しが出来る女子を密かに羨ましく思っているかもしれない。ブログ上の投票では、「ファッションに夢を持っててイイじゃない?」という意見が多数でした。



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良いとか悪いとかそんなことより、単純に不思議。

個人的な意見としては・・・『人それぞれ自由だし、いいんじゃないの』。周囲ではピンク色でさえ嫌う男子が多いから、実際に見ることはないかもしれない。背の高い人が履く場合、会話に支障をきたしそうなので、それだけが困ることかも?


「おしゃれは気合!」と頑張って足の痛みをも耐える女性並みの忍耐力を持ち合わせているのか?ちょっと興味深かったりします。

*ドイツ語では、スカートを(Der) ROCKといいます。ロック・ミュージックも、ROCKです。

ミニスカートは、(Der)Minirock。古語では男性上着・征服を意味し、スイス・ドイツ語ではワンピースという意味で使用されることがあるらしいです。


日本に一時帰国中に読んだ新聞記事で、『スカート男子』という言葉を初めて知った。男性の「スカート」といえば、スコットランドのキルトが真っ先に思い浮かんだのだが、記事掲載写真の東京の若い日本の男子たちは、大抵黒いロングスカートを着用していた。たしか「色、サイズ、体型カバーの配慮など、女性服の方が選択肢が多い」というのが彼らの意見だったと思う。それに、ロングスカート+ズボンは、お侍さんの格好ぽい、ともあったような?


最近、ドイツでも男性とスカートを取り扱う記事を見つけた。


Stern誌は「メンズスカート Come Back」 というタイトルで、J.P.Gaultierのインタビューを載せている。彼は、「スカートの下の素肌は自由の気分を強める」と述べている。実際、Gaultierは1986年に、スカート&レギンス&ストライプジャケットの男性モデルをキャットウォークに送り込んだことがある。


ドイツのリベラルなことで知られるTAZ紙 (2009.Sep.26/27)では、メンズスカートは廃れたのか?男性は、スカート以外なら全て着用OKなのか?をテーマにしている。


2001年、男性スカートをコレクションに加えたのは、ドイツ語圏ではSandra KuratleRobertただ一人。Robert LandingerとDoreen Andersは、2004年にミュンヘンのメンズスカート店を閉店。メンズスカートについて10年ほど追っているBen Neudeck(37・養護教諭)によれば、男性スカートは減少傾向にあるらしい。ちなみに、自身も週4はスカートを履く彼が求めるのは、黒で簡素なタイプ。


2003年にMetropolitan Museum of Artで「Bravehearts-Men in Skirts」という展示に参加したS.Kuratleは、チューリヒ芸術校在学時に見たJ.P.Gaultierのメンズ・スカートに魅了されたのがきっかけだそう。彼女によれば、メンズスカート・ファンの多くがファッションファンで、日常的ではないことが問題らしい。


ドイツでスカートを履く男性を3つのグループに分けると、①男性服の種類に飽きているデザイナーや流行に興味のある人。S.Kuratleは、顧客の多くが、普通ではつまらない!と結婚式でスカートを履くのだとか。②次に、古いジェンダー概念に反発する人やアルタナティブな人。③そして、単に趣味ではいてる人。


S.Kuratleによれば、スカート着用=Selbstbewusstseinstraining/自負心認識トレーニング/のようなものだと考えているらしい。他人がどう見ようと関係ない。と同時に彼女にとっては男性らしさも大事で、伝統的な細部にこだわった男性服も提案している。


『スカート着用は、アイデンティティの模索法。男女の社会的役割は社会において緩くなっている一方、それはファッションの世界では強くなっている。エロティシズムをめぐるゲームを維持するための逆反応なのかもしれない』と社会学者は分析。スカートを履く男性にとって、『80年代に流行った女性の肩パットが再び見られるようになったから、同時期に流行となった男性スカートが再登場することもあるかも。流行というものは、本当に『消える』という事はない。』


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ヨーロッパは、超・リベラル主義―超・保守主義の間の幅が、すごく広いと思う。例えばドイツ国内でも、ベルリンだとOKな事が、バイエルン州に行くとNGだったりする。昔、東京で学生をしていた父が、里帰り時に赤いセーターを着て帰ったら、曾祖母の怒りをかったらしい・・・今じゃ考えられない。


スカートを履きたければ、履けばいい。そういう空気がある都市が在ることは喜ばしいことだと思う。でも・・・結婚式って、花嫁さんが人生で一番綺麗になる時だと思ってた!自分だって目立ちたい!っていう男性もいるのねえ・・・


「La Fraise Rouge 」(赤いイチゴというショップの商品を初めて見た時

・・・あまりにCath KidstonとかSabre Parisっぽいので、セレクトショップかと思いました。

La Fraise Rougeは、ベルリン発の赤ちゃん・子供・お母さん向けのお店で、Ariane Dykiert(デザイン)とMarcel Dykiert(経営)によって、Großbeerenstraße(訳して「大きなベリー通り」!)にお店を構えています。


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子供・赤ちゃんのぬいぐるみ・おもちゃ、洋服やバック、それに、棚やランプに引き出しの替え取っ手、食器類などを扱っています。食器類のモチーフは、水玉模様、花柄、ボーダーが中心で、淡い色合いが素敵。通学・通園かばんを贈り物にする場合、名前を入れてくれるみたいです。


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↑La Fraise Rouge HPより。

引き出しの替え取っ手は、ひとつ4.9ユーロで、色は、赤・ピンク・エメラルド・グレー・黒・ブルーとあって・・・これだけで、棚のオシャレ度、かなりUPしそう~!


商品だけではなく、La Fraise Rougeって素敵!だと思わせてくれる点が他にもあります。そして、これが、単なる「カワイイSHOP」に終わっていない点かもしれません。


それは、La Fraise Rougeが、支援団体Shanti(www.shanti.de )のとの女性の自立支援・児童労働撲滅関連のプロジェクトに参加している、という点です。

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La Fraise Rougeの商品の「いちごのアクセサリー」は、途上国バングラディッシュの中でも貧困地域である北西部の女性たちによって作られています。ひとつの「いちご」の売り上げのうち50セントがプロジェクト支援金となります。




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*飾りつけの例:画像:La Fraise Rouge HPより。

この女性のほとんどは、教育を受けることが出来ず、文字を習うチャンスがなかったのですが、支援プロジェクトによって縫製を習うことで、この女性たちは自身で稼ぐことが出来―フェアな賃金が支払われ―、彼女の子供立ちは、働かず、学校へ行くことが出来ます。これが、貧困と飢餓の悪循環からの脱出のチャンスとなるのです。


この支援プロジェクトは、他分野、例えば、井戸堀、妊婦の健康予防、保健衛生指導や家庭菜園、マイクロクレジットなどに及んでいます。


ちなみに、幼稚園かばん、もしくは、ママ用かばんの購入には、このイチゴがひとつサービスされるそうですよ。


la fraise rouge
Großbeerenstraße 64a
10963 Berlin-Kreuzberg
Tel: (030) 488 170 48
www.lafraiserouge.de


オープン月~金:
10 - 13 Uhr / 14 - 18 Uhr(時間外訪問に関しては、電話で相談を。)


オンラインショップ有。ドイツ他都市、ウィーン(オーストリア)とパリ(フランス)セレクトショップでの取り扱い有。⇒ http://www.lafraiserouge.de/cms,shops