ラティーノ夫は週末、頼めば家の家事をしてくれる。
終わったら、すごい大仕事したみたいに、これやった、あれやった、それやったと誇りげに報告してくる。
頼めばやってくれるのは感謝するけど、そのやり方が本当に気にくわない事も多々ある。
トイレ掃除で掃除後の流せるタイプの紙のブラシを汚物入れに捨ててる。
それをそこに捨てるまでにトイレの水がマットにポタポタしてる。
知らずにそこを踏み、なぜここがポタポタ濡れてるのか原因を探る。
ドミニ子の推測をラティーノ夫に告げると、水がポタポタしてた事は気がつかなかったと言った。
しかも流せるタイプの紙ブラシという事も知らなかった。
見れば分かりそうなものなのに。
日本は色々な物が他の国と違うと言い訳をし、ブラシを流せるとは知らなかったようだ。
はあ。。。
だいだいドミニ子がいつも被害に遭うのだ。
子供の哺乳瓶やらカップ、食器、スプーンががシンクにあり、珍しくラティーノ夫自ら洗おうとした。
子供の物は極力食洗機では洗わず専用洗剤で洗っている。
しかしラティーノ夫は食洗機用の粉末洗剤で洗っている。
ドミニ子「子供の物はこれで洗って!てか食洗機用のは手洗い用に使わないで。」
ラティーノ夫「日本は色々物があって難しいなぁ」
日本の物のせいにするのは得意技である。
洗い終わって泡のすすぎの時である。
排水口に水が流れず水が溜まり出した。
食材カスやラティーノ夫が飲んだコーヒーの豆カスが排水口用のネットにこびりつき、水が流れにくくなりどんどんシンクに水が溜まっている。
水を止めた。
そこまでは良い、しかし考えられない事をした。
溜まったシンクの水ですすぎ洗いを始めた。
ドミニ子「チョット何してんの?この水すごい汚い水なの分かってる?排水口から来てるから雑菌だらけのヘドロの水なんだよ?それで子供の物すすいでるってあり得ない!!!!」
考えただけでも気持ちが悪い。
ラティーノ夫「私の国ではそんなの気にしないよ、汚い水と思わないよ、あんまり綺麗にし過ぎると子供の抵抗力がつかないよ、だから日本人はいっぱいアレルギーあるね」
話の争点が噛み合わない、汚い水で洗うなよって事なのになぜ日本人はアレルギー持ちっていう話にすり替えるのか。
汚い事気にしないお国でお育ちのラティーノ夫様はさぞかし、お身体がお丈夫かと思いきや、軽いものを数えても1年に4、5回は風邪を引き、しかもこじらせると1週間以上不調で、しかもアレルギー性鼻炎。
これ絶対、汚い事に気がつかない故、色んな雑菌を飲み食い、触手してるから体調不良になるのだと思う。
ドミニ子は2、3年に一度風邪をひく程度。
なんの説得力も無いただの能書きならべて、ドミニ子はコテンパンに論破したのだった。
これは文化の違いというより、やる事なす事がどういうふうになるかという先を考える想像力の問題である。
子供はずり這いをして良くミルクを吐き戻す。
子供だから吐いたミルクが不思議なのか手でなぞったり、そのままずり這いを続けたりする。
ドミニ子は子供を抱き上げて、汚れた手、身体を綺麗にして、場合によっては着替えさせる。
その後床のミルクを拭きあげる。
ラティーノ夫はまず床を拭く、というより雑巾で優しく触ってるという塩梅。
なのでミルクを床に引き伸ばしてる状態。
もちろんその間も子供は汚れた手や身体で縦横無尽に這い回る。
その後子供を捕まえて綺麗にする。
案の定、這い回った後の汚れは全く目に入らない。
しばらくしてドミニ子「なんか子供吐いた臭いする」
ラティーノ夫「さっき吐いちゃったからね」
ドミニ子「その後這い回ってミルクが服について、しかも床につけたんでしょう?」
ラティーノ夫「あなたは刑事よ、なんでも推測するねー」
いやいやラティーノ夫の普段の行動見れば直ぐに分かるのに、最近は嫌味で刑事呼ばわりするのがムカつく。
そしてゲ○がついた服のまま子供が無邪気に過ごしてるのを見るとラティーノ夫に怒りが込み上げる。
自分が吐いて服汚してもそのまま綺麗にせず着替えずいるのかよ??
ラティーノ夫は1日に何回も暑い寒いで服を着替えるくせに、子供の服が汚れても替えないってどういう事??
子供の事でラティーノ夫を責めると必ず、まだホルモンがグチャグチャねーとか言って本気で受け止めないのだ。
夫と居る週末は必ずイライラが爆発する。
明日はやっと月曜、やっとイライラから解放される!