● ギャン泣きする生徒のレッスンが楽になった理由 所沢のピアノ教室
こんにちは!宮本理恵です。
レッスン中、生徒がみんな集中してピアノ弾いてくれたら楽なのですが…
当教室にも、ちょっと手のかかる生徒さんがいます!
幼児さんなら当たり前なのですが
Aちゃんは小学○年生になっても、手がかかる!
具体的にどんな感じかと言うと…
うまく弾けないと、床に転がってギャン泣き。
泣いてから、気持ちを切り替えるのに時間がかかる。
帰る時間になると、弾きたいと言って時間が守れない。
演奏を注意されると、ふてくされてしまうなど。
気持ちの振り幅が、とても大きいのです。
とても敏感な子なので、疲れていたり、鼻や目がかゆいなど、一度気になってしまうと、レッスンに集中できなくなります。
これではきっと、ご本人も保護者さまも、ピアノレッスンが辛いのではないか…?
少しでも楽にしたいと思い、先日「ママカフェ」というオンライン相談会に参加して、相談してみました。
教育の専門家である、石田勝紀先生からのアドヴァイスは
「その子は心が3歳くらいかな。あと3年もすれば落ち着くから大丈夫。それより子供というのは、言葉を敏感に感じとる生き物だから、ただ褒めるのではなく【大絶賛】すること」
これは、的を射たアドヴァイスでした!
たしかに、Aちゃんが床に転がって泣いた時は、まるで3歳さんをレッスンしているような気分になりました。
「褒めるのではなく大絶賛すること」これも正直、私はできていませんでした。
毎回褒めてはいましたが、心の中で「もう○年生なのだから…」という、物差しがあったのです。
身体の成長曲線と心の成長曲線が、同じとは限らない。
がんばって学校へ行き、放課後ホッとしたのも束の間、Aちゃんは、ピアノ教室でうまく弾けない自分が許せない。
「家でいっぱい練習したのに!」と悔しくなる。
レッスンが始まる前からもう、心も身体も疲れ果てているのかもしれません。
ピアノレッスンは個人レッスンなので、その子の成長に合わせることができます。
それは、ピアノのレベルだけでなく、精神的な発達にしても同じ。
「もう○年生なのだから」という「物差し」はもう、捨ててしまおう…
この「物差し」を取っ払ったことで、その後のピアノレッスンが、本当に楽になりました。
Aちゃんも、何かを感じとってくれたようで、あれやりたいこれやりたいと、より自分を出してくれるようになりました。
Aちゃんは、レッスン中にぐずったりしても、早めに立ち直れるようになってきています。
泣く回数も、減ってきました。
この先、Aちゃんが突然、私に敬語を使うようになったりしたら…
私は感動と寂しさで、思わず泣いてしまうかもしれません。
楽しいレッスンで、音楽を一生ものに!
所沢市小手指南のリトミック・ピアノ教室 みやもとピアノ教室
営業時間(月)〜(土)10:00〜18:00(祝日を除く)
所在地 埼玉県所沢市小手指南1-17-45
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