２歳の生徒さんから言われたショックな言葉！小手指のピアノ教室
こんにちは！宮本理恵です。
みやもとピアノ教室には、２、３歳の生徒さんがたくさんいます。
幼児さんは自分に正直。私に対しても、遠慮はありません。
その中でも、２歳Aちゃんに言われたショックだった言葉は…
「近寄らないで！」「弾かないで！」「歌わないで！」
（番外編、４歳Aくんからの「おばちゃん！」もあります）
これは本当に悩みました。
ピアノの先生は、ピアノを弾きますし、歌います。しかもピアノdeクボタメソッドは、近寄らないと、指導できないのです。
Aちゃんは、どうしてそんなことを言うのか？
私はAちゃんをじっくり観察し、幼児教育の本を読み返したりしました。そして…
Aちゃんは、とても敏感な子であることに気づきました。
自分でピアノの音を出すのはいいのですが、私に予期せぬ音を出されると、驚いてしまう。
私が歌うと、自分の音楽のペースが乱されてしまう。
ピアノdeクボタメソッドは、生徒さんの背後に立つので「近寄らないで」と言う…
さらに、レッスンで新しいことを取り入れようとすると、やる前に「できない」と言います。
新しいことへの不安があり、やりたくないのです。
このままではいけないと思い、私のペースでレッスンしたことがありますが、その途端
Aちゃんの顔が真っ赤になり、「帰る」と言い出しました。
心から怒っているのだと、痛感しました。
なんとかして、Aちゃんが楽しみながら、スムーズにレッスンできないものか…
実は、Aちゃんは音楽が大好きです。
いつも頭の中に音楽が鳴っていて、自分のイマジネーションの世界を楽しんでいます。
そこで私は、Aちゃんに先生役をしてもらい、私が生徒になってレッスンをしてもらうことにしました。
Aちゃんは、二分音符や四分音符も弾き分けられました！
最近は、カードや絵本も使って、コミュニケーションしています。すると絵本は安心するのか
「あめふりくまのこ」を歌ってくれたり…
「もこもこもこ」の音読に合わせ、言葉のリズムを、ピアノで表現したりしています。
今のAちゃんにとって、鍵盤上の「ド」とか「レ」なんて、どうでもいいのだ…
頭の中で流れる音楽に合わせて、ただピアノの音を自由に出して、楽しむことが好きなのです。
それに気づいたら、私も気持ちが楽になりました。
そんなAちゃんも、少しずつドレミが読めるようになりました。
先日は、たくさんの「ド」を書いたお手紙をくれました。
Aちゃんと私の信頼関係が、少しずつ、強くなっている…
２〜３歳さんは「音楽の種を蒔く」時期。
Aちゃんがこれから先、たくさんの音楽的な「花」を咲かせられるよう…
音楽を楽しむことを、何よりも大切に、レッスンしています。
所沢市小手指南のリトミック・ピアノ教室 みやもとピアノ教室
営業時間（月）〜（土）10:00〜18:00（祝日を除く）
所在地 埼玉県所沢市小手指南1-17-45
所沢、小手指南、小手指元町、小手指台、小手指町、山口、下山口、上山口、荒幡、椿峰、北野、久米、上新井、秋津、喜多町、東村山、下安松などからお通いいただけます。