やこ
そんな風に毎日をばたばたと花にかかりきりで過ごしていたら
大事なことを見落としていました。
空調の聞いた部屋で、やこ用に2畳のカーペットを敷いて放し
毎日新鮮な野菜と、きれいな牧草と、体にいいペレットをあげて
掃除と世話をしにいくだけであまりかまってあげられないけれど
しばらく我慢してねって。自由に行動できる分居心地いいでしょなんて。
お宮参りから帰宅して見に行った時にはもううまく歩けていませんでした。
うさぎという生き物が、体の不調をぎりぎりまで上手に隠すって
気付いたときには手遅れでしかないほど、上手に元気を装うと聞いていたのに。
昨日まで元気に足元に駆け寄ってきてたのに。
ラット用の高カロリーなエサを、奪取してはダッシュしていたくせに。
夜にはもう起きれなくなっていて、ほどなく彼女は冷たくなっていきました。
抱き上げた彼女は以前よりかなり軽くなっていました。
なんで気がつかなかったのか不思議なほどに痩せている気がしました。
たった1年半しか一緒にいられなかった。
結婚なんてすると思ってなかった。
妊娠したり出産したりなんてすると思ってなかった。
かわいそうなことをした。
無責任だと言われても里親を探すべきだったかもしれない。
そして、うさぎ1匹いなくなって、とても負担の軽くなった自分がいます。
そのくらい、うさぎは手のかかる動物でした。その分かわいい家族でした。
私には犬より、猫より、プレーリードッグより、いちばん大変な家族でした。
それでもその世話を楽しいと思っていたのに。
思おうとしていたのかもしれない。
今、2歳半になるラットのエドも具合が芳しくありません。
こうして1匹1匹メンバーが減っていく中、もう動物は増やさないでおこうと思います。
まだまだイグアナのヤムだって、ぷーすけ達だって、もちろんアクセルも
長い寿命が残っています。彼らを今回のように悔いなく見送れるように彼らを精一杯。
そして花が大きくなって「飼いたい」と言ったときに、また考えます。
やこは実家の裏手のアジサイの下に眠っています。
ごめんね、って何度繰り返しても足りない気がするから
私はこの後悔を決して忘れずにいようと思います。
やたら人懐っこくて手触りがよくて、やたら自分勝手でわがままで。
色々勉強させてもらいました。たくさん素敵な思い出をもらいました。
ありがとうと心から。
そして縁あってやこを私の手元に届けてくれたたくさんの皆様。
本当に申し訳ありませんでした。
こんな事になってしまって、彼女を幸せに長生きさせられなくて。
申し訳ありませんでした。
