帰ってすぐピアノへ向かう毎日。
夜なのでヘッドフォンをつけて、
ひたすらリズムと指をコードにならす練習。 ３ヶ月でこの課題をやりきると決めてるんだ。 ずっと目をつぶってた自分の弱みを暴いていく練習。 どんどんとボロが出てくる度に、サドマゾスティックな苛立ちと負けん気の交互の繰り返しが、ランナーズハイのような状態になっていくのよね! 負けるか、自分に。 どれだけ『究極』を包みこんで、正体を隠したまま、柔らかい音や小出しに見せるキレる音を出せるか、そこが夢。 目指すもの。 こうしてる内に、私が私をおいてきぼりにしていくのよ。 そんなのは絶対にいや。 みとれ。