1歳10か月の春、療育園に通いだしました。

最初のクラスは、母子クラス。

初めて療育園に通う子どもは、みんなこのクラスから、母と一緒に始めました。
身体障がいの子も知的障がいの子も一緒でした。
 
お遊戯をしたり、砂遊びや水遊びをしたり、散歩に出たり、季節の行事を楽しんだり…親子教室の延長のようなことを、毎日連続して過ごしていく中で、生活リズムや五感を養っていくといった感じでした。
 
  
 
また、身体障がいの子どもたちは、リハビリもありました。
リハビリ室があって、滑り台や階段にバランスボール…小さな子が遊びながら、弱い部位を少しでも柔軟に、また発達を促せるように、週に一回、理学療法士の先生が一対一で対応してくださいました。
整形外科の先生も時々来て診察があり、体や、靴などの補助具の状態などを確認してくださいました。
息子は足首が弱かったので、ハイカットの市販の靴に、ベルトをつけたりして、より履きやすく、より保護できるようにしてくださいました。
 
大きめのお風呂というか、温水プールが園内にあって、息子はまだ小さかったので、まずは水に慣れる、水の中でリラックスできるようになる、といった感じだったと思います。
息子にとっては、プール遊びそのものでしかなく、大好きなプールの時間でご機嫌でしたニコニコ
 
初めての海浮き輪
水、プール、海…大好きラブラブ
 
一年ほど親子で通った、翌年の春からは、一人で園に通うことになりました。
最初は、とても不安げに通園バスに乗り込んでいましたが、すぐに慣れて、ニコニコして帰ってくるようになりました。
私も少しゆっくりできるようになり、日々の暮らしが少し楽になりました。
 
この頃、2歳9か月頃、息子がようやく歩けるようになりました。10歩、15歩、30歩…少しずつ歩ける距離や機会が増えていきました。
靴を履いて、手をつないで、外で歩く…遅くて心配した分、本当にうれしかったことを思い出します。
 
    
ゆっくり、少しずつ、そして、歩き出した…おねがい
 
一人で園に通いだして2か月経った6月に、隣の市の、現在の家に引っ越し、療育園も転園になりました。
社宅に住んでいて、いずれ出なくてはいけなかったので、家を何気に探していて、その年の年明けすぐ頃、今の家を購入したのです。
 
  
 
転園先の療育園のこととか、あまり深く考えずに、家購入先行の引っ越しでした。
でも、担任の先生に話すと、しっかりした療育園があるから、と言ってくださり、転居と同時に、通園が途切れることなくスムーズに転園できるよう、きっちり手続きしていただけて、息子は休むことなく、無事、転居と転園をこなすことができたのでした。