♧作業所(生活介護事業所)♧
少しでも慣れてくれたらと、入所前に体験も何回かして、4月からいよいよ新しい場所での新しい生活が始まりました。新しい場所、事とか超苦手な息子でしたが、利用者も少なめで、支援員さんの目も行き届きやすく、比較的落ち着いてスタートをきることができました。仕事よりも行事とかで楽しんで過ごせたら良いと思っておりましたが、意外と仕事好きで、内職のような作業でしたが、作業所側も息子がやりやすいように工夫してくださり、時には歌を歌いながら、もくもくと楽しく取り組んでいたようです。休憩中も仕事をしたがったりして、母としてはうれしい誤算でした。ただ、不景気の影響で、息子のできる仕事も次第になくなり、最後の 方はビースの糸通しをしていたようですが、本人は仕事と思って真剣に、今までと変わらず楽しんで取り組んでいたようです。まじめで頑張り屋の自慢の息子です。歩く活動は、学校時代と比べるとかなり少なくなり、最初は取り組んでいただいたものの、本来歩くことが嫌いな息子を歩かせるのは難しかったらしく、また利用者も増えて、外で体を動かす機会も減っていきました。ただ時折みんなで外食やカラオケに行くという行事があり、みんなと一緒に車で移動する際には、息子は嬉しさのあまりハイテンションでずっと歌を歌っていたそうです。約7年通った作業所。亡くなった日も、朝から定時まで通い、送迎車から普通にご機嫌で帰ってきた息子。あの日から5年半。日常生活は一見普通に過ごせていても、私たち家族の時間は止まったままなのです…。