昔、よく通った場所を
数年ぶりに
通り過ぎる機会があり
過去の『私』は
間違いなく「そこ」の空間にいた
のだけれども
景色変わらずとも
今の『私』は
もう「そこ」にはいない
と体感すると同時に
過去の『私』が居た場所は
とても狭い鳥籠の中であったと知る
景色やエキストラは
何も変わらぬまま
自分の意識だけが次元移行する感覚
渦中にいる最中には
渦中からの景色しか見えず
頭では分かっていたとしても
ただただ渦中
この世界は
本当によく出来たリアル人生ゲーム
他者という登場人物たちと共に
分離を体験し
様々な感情を味わい
もがき苦しみ歓喜しては
引き戻され
忘却を繰り返し
【気付き】を紡いだ末に、真実を見る
期待、コントロール、エゴ
思考が勝手に生み出す欲求こそが苦しみを生み続ける
そこから抜け出ることが
すんなり出来るなら良いのだけれど
頑固な汚れ
染み付いたデータ
重い鎧を脱ぎ捨てる事に
私たちは少々躓く
もはや
落ちる所まで落ちて
もうどうなってもいいやと思う程の
絶望の中であれば
マインドも
手放しやすいのかもしれない
私が産まれた時
父、母、祖母、曽祖母たちは皆こぞって
憎しみ合い、枯渇しながら生きていたけれど
この世界の全部、全てが
愛だったと気付くだけの旅路である
