『怒り』
脳は機能維持上
危険な物、不快なものに
注意を向けるように出来ていますが
扁桃体はとりわけ
怒りや恐怖の表情に対して強く活性化します
本来であれば
前頭葉が扁桃体の働きを抑え
バランスを取るわけですが
前頭葉の働きは
加齢と共に萎縮すると言われ
高齢者の場合
怒れば怒る程、脳の神経細胞が死ぬ
事が実験にて分かっており
認知症とも関連が深く
また
経営者ほど脳の萎縮が早い
というデータもあり
これは
トップに立つとストッパー役がいなくなり
怒りぶちまけやすい環境になる為
神経細胞が減ってしまうという理由から来ています
更に若い方でも
ストレスが長く続く時やうつ状態、発達障害
及びグレーゾーンの方などは
前頭葉の働きが弱いと言われ
前頭葉の働きが弱い場合
扁桃体を制御出来なくなり
扁桃体が暴走し出せば
扁桃体ハイジャック
感情のコントロールが出来なくなります
では、どうすれば良いか
そんな時には
メタ認知
メタ認知とは
自身を客観的に認知する能力
客観的な自己、もうひとりの自分の視点
怒りの感情を客観的に観察する
身体の変化を観察
呼吸、温度、脈拍、筋肉の状態、臓器の感覚etc
この時に大切なのは
怒る自分を責めないこと
あくまでも客観的なので
「ああ、私は今
怒っているのだな。」
と認識するだけ
そして
自分自身と同一視せず
怒りと距離感を持ったまま
不要であれば手放します
前頭前野をダウンさせる
最大の敵はストレス
前頭前野を鍛える方法
働きを活性化、高める作用があることとして
瞑想、有酸素運動
、今ここ
マインドフルネス
があげられます
お散歩や深呼吸
縄跳びやランニング
よく噛むなど
意識的に取り入れて行きましょう