ありがとうございます
タロットカウンセラーりえです
悩める方のお力に少しでもなれるよう
タロットとカウンセリングを併用して
活動しています
私はイソップ物語が大好きです
イソップ物語は私にとって
人生論となっています
それでは
今回は【火を運ぶキツネ】のお話です。
畑や果樹園を荒らしまわる
とにかくいたずら好きのキツネがいました。
ある日、キツネの被害にあった男が
腹を立て、懲らしめてやろうと
キツネを捕まえました。
そして尻尾の先に
油を染み込ませた布を縛りつけ
そこに火をつけて、こういいながら逃がしました。
「このいたずらギツネめ。
じわじわと炎に焼かれて苦しむがいい」
しかし、その様子をみていた神様は
この残酷な仕打ちをする男を
懲らしめてやろうと考え、
火のついたキツネを
男の畑に向かって走らせたのです。
そのため男の畑は炎に包まれ
収穫直前だった大切な作物は
全滅してしまいました。
男は泣きながらキツネの後を追っかけましたが
すでに後の祭りでした。
この話は「人を呪わば穴二つ」を
表していると思います。
意味は
他人を呪って殺そうとすれば
自分もその報いで殺されることになるので
墓穴が二つ必要になる。
人を陥れようとすれば
自分にも悪いことが起こる。
ということです。
つまり、このようにいたずらや
ひどい仕打ちをされたからといって逆上し
より酷い仕返しをすると事態は更に悪化する。
という教訓ですね
あなたはこれまでに酷い仕打ちを
誰かにされたことってありますか?
「酷い仕打ち」というのは
人それぞれの考え方の範疇に
よるかもしれませんが
私は思い当たるとこはありますね
酷い仕打ちをされたばっかの時は
このイソップ物語の男のように
逆上して火をつけたろか
と、一瞬思いはするけれど
いやいやここは冷静にならんといかん
という自分が顔を出してくれるお陰で
なんとか今に至ってると思ってます
人に裏切られたり
思ってもみないことをされたりすると
それはそれは腹が立ちます。
時間が経てば誰でも記憶が薄れてくるので
思い出すことが少なくなり
あたかもそれを許したんだと
勘違いすることもあるかもしれませんが
実際それを心底許すなんてことは
到底難しいのではないでしょうか。
なので、別に許すとか
それをなかったことに…
なんてする必要はないと私は思うのです。
だからと言って
憎み続けたり、恨み続けるということは
もの凄く自分の大切なエネルギーを
消耗することになります。
だけどね、
同じように相手に嫌な思いをさせるために
仕返しをしたり、復讐をする
というのは、また違うんじゃないかな。
あなたがそんな奴のために
手を汚す必要はないのですよ
人をわざと陥れようとする奴人には
それこそ神様があなたに変わって
このイソップ物語の男のように
懲らしめてくれることでしょう
気を付けなくてはいけないのは
悪意ある人間の相手を
まともに受けないようにすることです。
「そういった人間が
神様に懲らしめられるのは時間の問題なのだ」
と冷静且つ、心に余裕をもって
思うようにしていきましょ
最後までお読みいただき
ありがとうございました
これまでにもイソップ物語を
テーマにした記事がありますので
ご興味のある方はこちらを見て下さいね
タロットメール鑑定
スリーカードアドバイス
心の電話相談