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感情過多

京都造形芸術大学の通信大学生してる社会人の、直情径行な毎日。

万年青と書いて、おもと、と読む。

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むかーしむかし、師走には万年青のお稽古をしていました。

今年は、剣山を使わずにいけることに。
葉が痛まないから、いいなぁ、嵯峨御流。

来年は、嵯峨御流を習い始めて二年目になります。
精進いたします。

朝から移動したおしました。
誓願寺さんに立ち寄り

バスが満員のため岡崎まで歩く

竹内栖鳳展、下絵を読み解く展

皇室の名品展

バスに乗り大学へ。
図書館に本を返し、学食でお昼。
本が六冊もあって、重くて重くてもう!

なんとかバスに座れるも、乗ってたバスが南禅寺近くで追突に遭った(らしい。乗客誰ひとり気づかず。)

強制的にバス降車

誓願寺さんまで歩く

四条河原町まで歩く

阪急と嵐電乗り継いで嵐山へ

二尊院
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厭離庵
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宝篋院


清涼寺

嵐山まで歩く

嵐電など乗り継いで帰路

いやー、本気ウォーキング靴履いてたのに、足が痛いのなんの!!
…運動不足ですな…。

上の写真は、
上の紅葉ばかりに気を取られていたら、下のおもしろいものを見落としますよ、の意。

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紅葉の季節の京都、ぜひ、足元に目を。
視線を低く、しゃがんでみたら、キラリと光るうずうずの種が、ほら、そこに。

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藤城清治さんの展覧会。

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いのちってなんて美しいのだろう。
作品を観ていたらたまらなくなり、いつの間にか泣いていました。
人間が美しいのではない。生きているのは、猫も兎も鳥も魚も木々も、そしてきっと、こびとでさえも。
原爆ドームを描いた作品が、ただ、平和だけを祈っていて、その叫びが胸に突き刺さる。

展覧会は、展示のしかたが、迷路のようなつくりが楽しい。

置かれている椅子は、藤城さんが選ばれたものなのだそう。
座って、あたたかみを感じました。

影絵が踊る。いつか、遠い昔にブラウン管テレビで観た、人形劇のよう。

誰もが童心に還れる。
でも、ずっと還ったままでいられない自分を知る。
手を伸ばしても届かないけれど、だからこそ、人生はうつくしい。いのちはうつくしい。

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今月24日までです。
大阪天保山にて。