2021年春から中学校の教科書改訂で

中学校の英語が格段に難しくなったことをお伝えしました。

 

今回の内容は、

小学生はもちろん、

中学1年生や2年生の保護者にも読んで欲しい内容です。

 

なぜなら、中学1年生は、小学生の時は

そこまで英語に力を入れていない時期を通ってきていますし 

中学2年生は、中学1年生で習っていないのに、

中2で習ったという前提で授業が進むので、

実際にこまっている生徒さんがたくさんいるからです。

 

 

では本題に。

今回は、いったい中学英語の

どこが、どのように難しくなったのか?

をお伝えしようと思います。

 

大きく分けて3つ。

 

 

  ①単語量の増加

 

 

昨年3月までは中学校3年間で学習する語彙数は約1200語でしたが、

新学習指導要領に基づいて約2倍に増えました。

 

小学校で学習する600語~700語はすでに習ったものとして扱われ、

それにプラスされる形で、

中学校で1600語~1800語を習得するに教科書が変わりました。

 

中学では小学校の時に習った基本的な語彙は

全て覚えている前提で授業が進められます。

 

単語の難しさも格段に上がっています。

 

以前は中2,3で出てきたような長めの単語も中1からガンガンでてきます。

高校で出てきた単語もどんどん中3中2に新出しています。

 

 

実は、、、あまり知られていない事なのですが、、、

 

単語の読み書きに必要な

英語圏では当たり前のように指導されている

フォニックス(音と文字の関係を学ぶ方法)が

日本の小、中学校ではほとんど指導されていません。

 

フォニックスとは、

日本で小学校1年生から習う

ひらがなの読み書きと同じように

英語を読む、書くには欠かせない方法です。

 

もちろん単語を覚えるにも欠かせません。

 

英語を母語として話すアメリカ人、イギリス人が

数年間かけて学ぶものを日本人が学んでいないのに

どうやって1200語も覚えられるのでしょうか…

 

 

  ②文法の難易度がぐんとアップ

 

 

2021年3月まではBe動詞、一般動詞、助動詞(can)は

中1で習う文法でしたが、

 

4月からは全て小学校で全て習得済みで

全てお子さんができているという前提で

教科書はLesson1からbe動詞、一般動詞が当たり前のように出てきます。

 

小学校5,6年生のお子さん

be動詞と一般動詞の区別はついていますか?

 

肯定文、疑問文、否定文を

全て完ぺきに何も見ずに

自分の力のみで英作文する力はありますか?

 

残念ながら、小学校の授業だけでは

ほとんどのお子さんはその準備はできていないと思います。

 

be動詞、一般動詞の区別がつかず、混乱しているのに

更にそのうえの難しい文法をどんどん身につけるというのは

とても困難な事だと思います。

 

以前は高校生で出てきた

仮定法、現在完了進行形、原形不定詞という難解な文法も

中3で学習します。

 

同じように、以前は中3でやっていた文法が中2に

中2で学習していた文法が中1にと

どんどん前倒しになってきています。

 

 

 

  ③話すこと(スピーキング)が加わります

 

 

聞く、読む、書くにプラスして

話すこと(やりとり)+話すこと(発表)

の5技能が目標として掲げられました。

 

英語での会話とプレゼンテーション能力です。

 

相手とスムーズに英語で会話する力です。

相手に伝える能力です。

 

既に入試にリスニング(聞く)テストは導入されておりますが、

今年度から首都圏で試験的にスピーキングが導入されることが決定しています。

 

これはいずれ、数年以内に

スピーキングテストも各都道府県の標準になることを

意味していると考えて良いかと思います。

 

お子さんは簡単な英語でもスラスラと会話ができていますか?

プレゼンテーション能力が身についていますか?

 

 

 

 

お母さん、お父さんが中学に入学した頃の

一学期の英語を思い出してみてください。

 

アルファベットの書き方をひとつひとつ習ったり

文章の最初は大文字で始めるんだよ~!

人の名前の最初は大文字だよ!

自分の名前をさぁ書いてみよう(^^♪

 

という、あのころの英語とは

ケタ違いの難しさになっている事が

おわかりになるかと思います。

 

 

親御さんやお子さんの心配をあおるような事ばかりで

心苦しい気持ちですが、

これが事実です。

 

でも知っているか知らないかでは

お子さんの今後の英語への取り組み方や評価にも

大きく影響する事だと思います。

 

 

  じゃあ、どうしたらいいの???

 

 

小学生のうちに、ある程度の英語力を

身につけておく事だと思います。

 

読み書きだけではなく、聞く、話すも全てです。

 

最低でも、中学校入学前に必要かなと思う事を

あげてみます。

 

★小学校の教科書に出てきている

単語や文章を全て読めるようにし

できたら書けるようになるまでしておくこと。

 

★かんたんな会話のやり取りを少しでも自信を持ってできるようになる事。

 

★教科書のレベルの会話、長文の

聞き取りが絵や文字などを見なくてもできるようになる事。

 

★be動詞、一般動詞、助動詞(can)の文章を理解して

英作文ができるようになっている事。

 

が、望ましいかなと思います。

 

 

 

  当教室では、中学校に向けて何をしているの?

 

幼児、小学校1年生クラスからフォニックス指導を導入し

低年齢でも簡単な単語が読める、書ける

事を目標に指導しています。

 

小学校2~3年生から文法理解に必要な

品詞の理解(名詞、動詞、形容詞、副詞等)や

英語の文法ルールを

小さな子どもでもわかりやすく

身近に感じられるように指導しています。

 

 

形容詞とは何かが中学生でわからないと

中1のbe動詞や、さらには中2の比較級でつまずいてしまいます。

 

たとえば、当教室の小学校3年生の生徒に

突然、「形容詞とは何ですか?」と問いかけると

 

「○○の△△や□□を表す言葉!

例えば~、happy, tired, hungry...」

 

当たり前のようにたくさん答えてくれます^^

 

形容詞の理解ができると、

be動詞や比較級の文章も

小3、4でも作れるようになります。

 

品詞の理解が進むと

be動詞の後には何の品詞が来るか?

一般動詞の後は何が来るか?

など、

その他の文法の習得が早く

とてもわかりやすくなります。

 

その他にも、難しい文法事項を

より身近で面白くなる工夫もたくさん施し

おのずとわかりやすくなる指導を心がけています。

 

もちろん、会話やリスニングなど

5技能全般に力を入れています。

 

中学校に上がる時に、

英語が楽しく、少しでも自信を持って

学習できるように願って日々指導しています。

最後に、中学1年生や2年生はオンラインでサポートしています。

中学英語少しでも不安がある方
英語を少しでもできるようになりたい方

ぜひこちらにお気軽にお問合せ、お申し込み下さい。


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近日公開予定ですのでお楽しみに。

 

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