みんなでお昼を食べて、シウォナがヒョクとドンヘを小学校まで迎えに行く。


お義母様が「だったら、私をデパートまで送ってよ。」

「嫌だよ。俺、忙しいんだよ。会議があるんだから。」

「だったら、グズグズしないで早く行きましょうよ。」

「タクシー乗ってけばいいじゃないか。何も俺が送る必要があるのかよ。」

「まぁ、ママに向かってなんて口のききかたなの。キュヒョンさん、どう思う?」

「じゃあ、俺送りましょか?」

「ホント?いいの?じゃあ、ハルも乗って行く?」

「うん、ハルちゃん、ママとバアバとジイジのデパートに行くゥ~。」

「おいおい、キュヒョナ、運転はダメだよ。危ないよ。」

「でも、シウォンが送ってくれないっていうからねぇ、キュヒョンさん、しょうがないわよね。」

「わかったよ。わかったから、俺が送るよ。」

「あら、残念。キュヒョンさんとハルと一緒にデパートに行ってベビー用品を見れると思ったのに残念だわ。」

「ハルちゃん、ママとバアバと、ジイジのデパートに行けないの?」

「そうなの、残念ね。ハルだけでもバアバと一緒にデパートに行く?」


ヤバい、お義母様のペースになる。

「また、今度、みんなで行くことにします。警備とかの問題もありますし。」

「そんなの気にしないで、ウチのデパートもいい警備会社と契約しているから大丈夫なのよ。」

「母さん、いい加減にしろよ。早く行こうぜ。」

「ナニよ💥」

「俺、車、回して来るから。用意して待っててくれよ。キュヒョナ、ジョンス首相に、会議ちょっと遅れるって、電話入れておいてくれる。」

「首脳陣は優秀なんだから、そんな心配しなくてもいいわよ。シウォンがいなくても会議は出来るのよ。なんなら、いない方が余計にはかどるわ。」お義母様が憎まれ口を叩く。

「取り敢えず、早く来てくれよな。」お義母様の言葉を無視してシウォナが出て行く。



「本当に残念だわ。始めからキュヒョンさんにお願いした方がよかったかしら。そしたら、学校帰りのヒョクとドンヘと一緒に、ハルとキュヒョンさんとお腹の双子とデパートに行けたのに。パパも残念がるわね。」


「そうですね。」

シウォナ、お義母様を早く呼びに来てよ。


「おーい。母さん、早くしろよ。」


「うるさいわね。まったく💢キュヒョンさん、また、すぐに連絡するわね。いいお部屋考えるからね。楽しみにしててね。ハル、またね。」



「母さ~ん。置いてくぞ~。」


「行くわよ。」お義母様も大声でシウォナに返事をしている。


「お義母様、ヒョクとドンヘの学校がもうすぐ終わります。」

「あら、そうなの。じゃあ、行かないとね。ヒョクとドンヘも制服姿が可愛いから会えるの楽しみだわ。じゃあね。」


「バアバ、バイバイ👋」ハルがお義母様に手を振っている。



お義母様が帰って行かれた。

でも、これから大変だ。

お義母様が本気でいろいろ進めて来るはずだ。

ある意味、妊娠中の体調管理よりも大変だ。


やっとお昼が過ぎたとこなのに、今日は目茶苦茶疲れた。

さっき、お義母様が " すぐに連絡する。" っておっしゃっていたけど、さすがに今日はないよな。



ヒョクとドンヘが帰って来るまで、お昼寝したいよ。

その前に、ジョンス首相にシウォナが会議に遅れる旨を電話しとかなきゃいけないな。