「赤ちゃんの性別をお知りになりたいと思いますが、先ずは赤ちゃんの様子を診せてくださいね。」と一言ジュン先生がおっしゃられる。
本来はこのために検診に来ているのだから、しごく当然のことを先生が俺達にことわりをいれられる。
ジェルを塗ったお腹にプローブを滑らせてお腹の中の胎児の様子を診ていく。
俺はもちろん、お義母様をはじめみんなの目がモニターに釘付けとなっている。
特に、お義母様は先生の説明中に何かしら性別がわかることがあるかもしれないと、ジッとモニターを凝視している。
先生が「いいですね。順調に成長されていますよ。多胎児の場合は一般的な胎児に比べて子宮のスペースが限られているので小さい場合が多いのですが、この双子ちゃんは遜色ないくらい大きいですよ。」と言ってくださる。
俺は、その言葉を聞いてスゴく安心した。
やっぱり双子って小さいイメージがある。
それは、限りあるお腹のスペースに2人入っているからどうしても小さくならざる得ない。
でも、先生が大きいと言ってくださった。
生まれて来るまでまだ随分時間があるから、これからどうなるのかわからないけれど今の所は一安心だ。
「心拍数も異常なしです。お二人とも健康優良児ですよ。」
まだ、生まれていないけれど " 健康優良児です。" その言葉が嬉しい。
「さぁ、こっちを向いてくれるかな。」
ジュン先生の言葉に俺達が反応する。
お義母様がハルに「赤ちゃんに" こっち向いて!" ってお願いしてごらん。」って言っている。
ハルが頷いて「赤ちゃん、" こんにちは。ハルおねーたんだよ。赤ちゃんに会えて嬉しいです。おねーたんにお顔見せてくだちゃい。"」と2人に呼び掛ける。
すると、2人がヨチヨチと動き出した(気がした)
先生も「あッ、ハル王女様のお声が聞こえたのでしょうか。こっちを向いてくれそうですよ。」
ハルがもう一度「赤ちゃ~ん!」と言ってモニターに向かって手を振っている。
その声に2人が一瞬笑った様に見えた。
「ちぇんちぇい、赤ちゃん、今笑った?」ハルにもそう見えたみたいで興奮してジュン先生に訊いている。
「そうかもしれませんね。」とハルに答えてくれる。
「今のところを撮ってあるので後で看護師からもらってくださね。」
ハルが「ママ。」と言って嬉しそうに俺の名前を呼んでくれる。
「それでは、ハル王女様のお陰で、お二人がこっちを向いてくださったので……」
その言葉に俺達が固唾を呑んで次の言葉を待つ。
「先ず、こちらの左の赤ちゃんは両足の間にピーナッツのような物が確認出来るので王子様です。」チャングム先生が指し棒でその辺りを丸く指してくれる。
俺にはよくわからないけど先生がおっしゃられるのだからそうなんだろう。
「先ほど、1ヶ月前にわかったと言いましたが、この王子様でした。もうお一人が前回ではわかり辛かったのですが、向きとかで隠れてしまっていて。でも、今回でわかりました。ハル王女様がお二人に呼び掛けてくださったお陰で…」
お義母様が辛抱しきれずに「先生、どっちなんですか?男の子?女の子?」
「はい、すみません。こちらの右の赤ちゃんは、左の赤ちゃんにあるピーナッツの様な物が確認出来ない上に割れ目が確認出来るので王女様です。」今度もチャングム先生が指し棒でその辺りを丸く指してくださる。
「エッ、男の子と女の子!なんですか?」と俺がビックリして声が裏返ってしまったけれど先生に質問する。
「そうですね。王子様と王女様に間違いありません。」
「キュヒョンさん、スゴいわ。王子と王女なんて。」
「ハルちゃん、弟と妹のおねーたんになるの?」
「キュヒョナ、ありがとう。」
お義母様とハルが両手をパンパンを合わせて喜んでいる。
シウォナが優しい目をして俺に微笑みかけてくれている。
俺は、嬉しくて涙が溢れて止まらない。
🚃🚇🚉🚋🚝---ぶらり途中下車の旅---🚝🚋🚉🚇🚃
今日は、キュヒョンさんが出演された日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」が朝9時25分から放送されます。
関東ローカルなので私の住む地域では視聴できないので、私はTVerで視聴しようと思っています。
横須賀線沿線を途中下車しながら初夏の鎌倉を堪能する旅のようです。
練りきりで紫陽花を作ったり、浜辺を走ったり、とっても楽しそうなキュヒョンを見ることが出来そうです。
先週のD&E の「CREA」に引き続き、キュヒョンさんも6月20日(木)発売の「TVnaviSMILE」vol.53と7月22日(月)発売の「韓流ぴあ」9月号に掲載されます。「韓流ぴあ」は特典ありを「韓流ぴあSHOP」から購入すると2L判の生写真とポストカードが特典として付くみたいです。でも、9月号だからなのかまだ予約出来なさそうです。
D&E やキュヒョンさんに限らずSUPER JUNIORが掲載された雑誌がいっぱいあればと思います。
そのためにも、発売された雑誌を買って次回掲載に繋げていきたいと思います。