首脳陣のお世辞に気を良くしたシウォナが、ハルに「ハル、パパが肩車しようか?」って聞いている。

ハルも「ハルちゃん、パパの肩車大好き。」と言って、シウォナの所に行って肩車をしてもらっている。


ヒョクとドンヘは、キュヒョにゃんとシウォにゃんに今日の《宗廟大祭》の時に2匹が沿道の木の上にいたことを確認している。


「ねぇ、キュヒョにゃん、シウォにゃん、光化門の所の木の上にキュヒョにゃんとシウォにゃんいたでしょ?」とドンヘがキュヒョにゃんを抱き上げながらきいている。

" にゃい、いましたにゃん。" キュヒョにゃんが答えている。

" わかりにゃしたか?" とシウォにゃんが嬉しそうに2人にきいている。

「そりゃ、わかるよ。僕達とシウォにゃんとキュヒョにゃんはお友達だからね。」とヒョクもシウォにゃんを抱き上げながら言っている。

" 僕達と王子様は、お友達ですか?" とキュヒョにゃんがヒョクとドンヘにきいている。

「当たり前だよ。だから、キュヒョにゃんとシウォにゃんは、わざわざ木の上に登って僕達を見に来てくれたんでしょ?」とヒョクが嬉しそうに言っている。

「僕達、2人の姿を見つけた時、とっても嬉しかったんだよ。」とドンヘが言って

「やっぱり、キュヒョにゃんとシウォにゃんは僕達のお友達だって思ったんだ。」と2人で顔を合わせて、そして、「ありがとう。」と言ってキュヒョにゃんとシウォにゃんに頬擦りをしている。


キュヒョにゃんもシウォにゃんもくすぐったそうにしているけど、" にゃい好き " と言って2人の頬擦りを嬉しそうに受けてくれている。



「でも、キュヒョにゃんどうして大広間でみんなと一緒に見なかったの?」とドンヘが言うと


" それにゃ……" とキュヒョにゃんが口ごもる。


ヒョクが「ドンヘ、バアバだよ。バアバがまたキュヒョにゃんとシウォにゃんの姿を見つけて" 来たな!化け猫。ウチの孫の晴れ姿を台無しにする気か💢" って怒るからだよ。そうだよね、シウォにゃん、キュヒョにゃん。」


シウォにゃんがうつむきながら" にゃ~い。" と言っている。


「そうなの?」


" 僕達も大広間で見たっかたにゃん。でも、おばあちゃんが、僕達がいると怒ってしまうにゃ。にゃから、光化門の木の上で見たんにゃ。" とシウォにゃんが説明してくれる。


「ごめんね。キュヒョにゃん、シウォにゃん。」ドンヘが2匹に謝っている。


" でも、おかげで、カッコいい王子様に手を振ってもらえたにゃ。" とキュヒョにゃんが2人に心苦しさを味合わせないようにフォローしてくれる。


「じゃあ、木の上でもよかったの?」ドンヘが言っている。


キュヒョにゃんとシウォにゃんが" もちろんだにゃ😺😺"と言ってくれる


「これからは、僕達が一緒だから、バアバには意地悪しないでって言うからね。心配しないでね。」とヒョクが2人に約束している。


「キュヒョにゃんとシウォにゃんは、僕達のお友達なんだから、バアバに " ちゃんとおもてなしをして!"って言うからね。」ドンヘも2人に約束している。



「パパ、ママ。バアバに言ってね。キュヒョにゃんとシウォにゃんはヒョクとドンヘのお友達だよって。」キュヒョにゃんとシウォにゃんを抱いた2人は俺達も味方に付ける作戦だ。


「任せておきなさい。パパもママもキュヒョにゃんとシウォにゃんの味方だし、2人がちゃんとヒョクとドンヘの友達だってわかっているから。心配すんな。」とシウォナが力強く言ってくれる。


「ママも応援するよ。」

「ハルちゃんも、キュヒョにゃんとシウォにゃん大好き~~。」



「だから、大丈夫だよ。キュヒョにゃん、シウォにゃん。2人には僕達がついてるよ。一緒に行こう。」