昨日は、5月5日「こどもの日」だった。
そのお祝いも子供達のためにはしてあげないといけなかったけど、それよりも大事な儀式をしなければいけない日だった。
今年はたまたま日にちが重なってしまった。
《宗廟大祭》
毎年5月の第1日曜日に行われる。
歴代の王様と王妃様の魂が眠る廟を祀る王室の祭礼儀式だ。
昔は、この儀式年に5回も行っていたけど、さすがに今はこの5月の第1日曜日の1回だけとなった。
シウォナやヒョクやドンヘの他首脳陣等が出席する他、祭礼楽を演奏する楽工や伝統舞踊を舞う人々も出席して行われる祭礼儀式だ。
「宗廟大祭」は4つ儀式に分かれていて
①祭礼の準備
②神を迎える儀式
③神をもてなす儀式
④神を見送る儀式
ヒョクもドンヘもこの《宗廟大祭》に出席するのは今年で4回目だ。
ただ過去3回は、コロナの影響もあって大々的には執り行われなかった。
最初から、正殿にいて儀式が行われるという簡略したものに出席していた。
最初は、まだ4歳(今だと3歳)だからこの方がよかった。
今年は、以前のものに戻るのでものすごく心配だ。
だって、まだヒョクもドンヘも6歳なんだからね。
そんな2人を心配して、ヒョクにはお義父様がドンヘにはパパが付いてくれる。
韓国は、まだまだ男性中心の世界だから、俺とハルは王宮の大広間で3人の様子を大型モニターで見る。
もちろん、俺達の他にお義母様やママも首脳陣のご家族も一緒に見る。
①祭礼の準備
これは景福宮から宗廟までを駕に乗ってパレードをする。
景福宮→光化門→世宗路→光化門4通り→鍾路1街→鍾路2街→鍾路3街ロータリー→宗廟
ある意味《宗廟大祭》のハイライトといえる。
朝から、世子の印である紺色の韓服を着たヒョクとドンヘが「 ママ、変じゃない?」
「パレードの時、オシッコに行きたくなったらどうしよう?」
「駕から落ちないかな?」
「帽子落ちない?」
「大丈夫だから。」
「オシッコ行きたくなったらダメだから、あんまり水分摂らないで。出発するギリギリにトイレに行きなさい。」
「駕も帽子も落ちないよ。」
ハルもいつもと違う2人にビックリしていたけど「お兄ちゃん、カッコイイ~~!」と絶賛している。
そこに、お義母様達がやって来て「もう、2人ともなんて可愛いんでしょう。世子役で時代劇に出ないかしら。」
「当たり前だよ、母さん。ヒョクもドンヘも本当に世子なんだから。」と王様の赤い韓服を着たシウォナがやって来る。
「わかってるわよ、そんなこと💢どの子役よりもいいってことを言ったまでよ。」
「だったら、俺だって、どの役者がするよりも王様らしいだろ。」
「それこそ、当たり前でしょ?あなた、王様なんだから。そこで、王様らしさが出なかったら王様失格よ。王様、止めたら💥」
「なんてことを言うんだよ。」
「ふーんだ💢」
「2人とも、よさないか。子供達が笑っているぞ。」とお義父様が2人を嗜めて下さる。
お義父様も重臣の出で立ちだ。
文官なので赤い韓服に胸の所には鶴が刺繍されている。
これが武官だと寅の刺繍に変わる。
「ジイジ、僕と一緒に歩いてくれるの?」とヒョクがお義父様にきいている。
「そうだよ。ジイジがヒョクと、ママのジイジがドンヘと一緒に歩いてくれるから2人とも心配はいらないよ。」
「うん、ジイジと一緒なら安心だよ。」そう言ってヒョクとドンヘが頷いている。
「王様、出発のお時間です。」王宮の職員がシウォナに祭礼の時間が迫っていることを伝えに来る。。
普段はスーツ姿である若手職員も、今日ばかり韓服に身を包んでいる。
若手なので、緑の韓服に事務職員なので胸には鶴の刺繍がされている。
「さぁ、行くぞ。」とシウォナがヒョクとドンヘに声をかける。
緊張した面持ちで2人が「うん。」と返事をする。
「それじゃ、行って来るな。」
「うん、頑張って。ハルと王宮の大広間に設置されたモニターで見ているからね。2人とも頑張ってファイティン。」
「お兄ちゃん、頑張って、ハルちゃん応援ちているね。」
「うん、行って来ます。」
「行ってらっしゃい。」
ヒョクとドンヘ、ハルがお互いにバイバイと手を振っている。
「ハル、俺達も大広間に行こうか?」
「うん、行って、お兄ちゃん達を応援ちゅるの。」
ハルと手を繋いで歩きながら、台湾でキュヒョニオッパにメッセージを送る所にいるギュメちゃんがパンパンに太っているってXにいっぱいあがっていたのを思い出した。
そんなことがあるのかって見たら……マジ太っていた😱
キュヒョニオッパがTour 先で美味しい物を食べて、何㎏太りましたって言っているけど、まさかそれに合わせてギュメを太らしているなんて………
Anntenaさん、キュヒョニオッパにはいっぱいいい仕事してくれるけど、それはないと思うんだ。
だったら、あと2ヵ所だけど頑張ってダイエットして3kg痩せたらギュメちゃんもスッキリボディーになるの?
そんなわけないと思ってる。
俺が思うに、あのままのギュメちゃんを飛行機に乗せて移動するのは大変なので、どこかにコンシールファスナーがあってギュメちゃんの中身を抜いて持ち運びをする。
これだと畳まれたギュメちゃんは手のひらサイズになって、キュヒョニオッパの衣装のトランクに余裕で入る。
現地のイベンターには事前にギュメちゃん再生に必要なぱんやを連絡しておいて、それをイベンターがギュメちゃんに詰める。
それを踏まえたVCR 。
ミュージカル『フランケンシュタイン』出演を暗示させるだけじゃなくて、実際にキュヒョニオッパ、ギュメちゃんを作っていたからね。
それは冗談だけどね。
今回の台湾の場合は、用意されたぱんやの量が多くて、それを入るからとギュウギュウに詰め込んだ結果、太ったギュメちゃんが出来上がったんじゃないかと思っているんだけど。
違うかな?
台湾でもいっぱい食べたって言っているから、より太っているのか、はたまた極限までダイエットをして以前のボディーに戻しているのか。
次の公演先のタイでどんなギュメちゃんが登場するのか、とっても楽しみ。
台湾、衣装が新しくなっていた。
そして、メイクがいつもより濃かった。