皆さん、お久しぶりです。
rieです。
私は、D&E のグランキューブ大阪で開催された「DEparture」Tour に参戦しました。
ネタバレになるので、これから参戦する人達のためにもお口🤐にしておきます。
でも、とっても楽しいLiveでした。
そして、もう、来週に迫ってきたキュヒョナの「Restart 」アジアTour 。
その日本での初日、大阪オリックス劇場でのLive がまさに来週の火曜日です。
先週、ようやくGoods の詳細が出ましたが、ソウルコンのGoods と同じ物もあれば日本だけっていうのもあって、他の方はわかりませんが、私、《だけ》とか《限定》とか《独占》という言葉にメッチャ弱いので買う気マンマンです。
きっと、来週も朝早くから並んでいる姿が目に浮かびます(笑)
なので、どうか、雨降らないでとお祈りしています。
「えっ、そんな~~!」
俺の叫び声聞いて……
「キュヒョンさん、どうしたの?」
「ママ……」
「キュヒョナ、大丈夫なの?」
みんなが俺の事を心配して口々に俺に話しかけてくる。
お義父様が「先生、シウォンを呼んだ方がいいですか?」とスマホを取り出してシウォナに電話しそうになっている。
「まぁ、出来れば王様もご一緒の方がよろしいかと思います。」とジュン先生が
お義母様が「先生、1つよろしいですか?」
「はい、どうぞ。」
「うちのキュヒョンさん、その赤ちゃん出来ているんですよね。」
ハルが心配そうに、俺の顔やお義母様の顔ジュン先生の顔を見ている。
先生が満面の笑顔で「はい、王妃様のお腹の中には赤ちゃんがいらっしゃいますよ。」
先生の言葉にハルとお義母様が手をを取って「やったー!」とその場でジャンプしている。
「だったら、先生、別にシウォンに連絡する必要があるんでしょうか?」とお義父様が最もな事をおっしゃる。
ママが「先生、もしかしたら、赤ちゃんに何か、その、病気とかショウガイ……」最後の方の声が小さくなる。
ママの言葉にさっきまでの笑顔がいきなり曇り出す。
「えっ、うちの孫に何かあるんですか?」とお義母様がまだ生まれてもいないのにももう孫って…
ハルまでもが「赤ちゃん、病気なの?ポンポン、イタイ、イタイなの?」と泣きそうな顔をして自分のお腹を擦っている。
ジュン先生が「すみません。私の言い方が悪かったですね。今の所、赤ちゃん達は順調にお育ちになってますよ。」
ジュン先生の言葉を聞いたお義父様が、すかさず「先生、今、《たち》って《赤ちゃん達》っておっしゃいましたよね。」とジュンに言葉使いに疑問を投げ掛ける。
「はい、そう申しました。」ジュン先生があっさり認める。
「ということは、もしかして《フタゴ》なの?だから、キュヒョンさんがさっき " えっ、そんな!" って言っていたのね。」と声が裏返ったお義母様が、俺の物真似をしながら(全然にてないけど💢)納得している。
《フタゴ》という単語に反応したハルが「お兄ちゃん達と一緒なの?いいな。ハルちゃんも《フタゴ》がいい。」とわけのわからない事を言い出す。
大好きなお兄ちゃん達と一緒だという俺のお腹にいる双子が羨ましいようだ。
「すみません、遅くなって。」とドアが開いてシウォナが入って来る。
「先生、どうですか?赤ちゃん出来てます?」と単刀直入にジュン先生に質問する。
「はい、王様。王妃様ご懐妊されていますよ。」
「本当ですか。キュヒョナ、よかったな。」
「うん、でも………」
「なんだ、何かあるのか?その、赤ん坊に……」さすがのシウォナも最後の言葉を濁す。
「そうじゃないんだけど……」
「なんだ、嬉しくないのか?」
「いや、嬉しいけど……」
「はっきり言えよ。」
「あのね……」と俺が言おうと思ったら
「双子なのよ。」と俺の代わりにお義母様が答える。
「フタゴォ~。双子なのか。」とシウォナも驚いて、俺の顔とお義母様の顔を交互に見ている。
「そうです。王妃様は双子を妊娠されていらっしゃいます。その事について、王様や王妃様にいろいろご説明させていただこうと思っていた所、王様がいらしてくださって。」
「それでは、このさっき撮ったエコー写真で説明させていただきます。」
「はい。」と俺が頷くと周りのみんなも無言で頷く。
「先ほど、私が王妃様のお腹の赤ちゃんは双子だと申しましたが、双子には2つあります。一つの卵子が偶然二つに分かれた一卵性双生児と、たまたまこれも何か偶然二つの卵子が二つの精子とくっついてそれがそのまま子宮の残った二卵性双生児の2つがあります。一卵性双生児の場合は、一つの卵子が二つに分かれたので同じ性別で同じ顔、同じ血液型となります。二卵性双生児の場合は、二つの受精卵がたまたま一つの子宮に着床してしてしまったので、いわば普通の兄弟がたまたま同じ子宮にいると思っていただくとわかり易いです。だから、性別も顔も血液型も違います。」
「それで、俺の赤ちゃんはどっちなんですか?」
先生は、さっき撮ったエコー写真を撮った機械をONにして「これが先ほどのエコー写真です。まだ小さいのでわかりにくいと思いますが、袋の様な物が二つ見えると思います。」と先生が2つの袋を指で形をなぞってくださる。
俺達は、先生がなぞってくださった本当にわかりづらいエコー写真を見て、なんとなく袋が二個あるのを確認する。
「で、結論です。王妃様のお腹にいらっしゃる赤ちゃんは二卵性双生児ということになります。」
みんなが呪文の様に「二卵性双生児、二卵性双生児。」と唱えている。
お義母様が「じゃあ、男の子か女の子どっちなの?」
チャングム先生が「性別がわかるのにはもう少し時間がかかります。」
「男同士もあれば女同士、男女別っていうこともあり得るってことですよね。」とお義父様がおっしゃっる。
先生達が頷いて「そうです。二卵性双生児の場合はそうなります。」とジュン先生が
そして、「通常、一人ですね。それでもいろいろなリスクがありますが、多胎児の場合はもっとリスクが上がります。」と続ける。
俺は、お腹を擦りながら不安になってくる。
「それに、大変申し上げにくいですが、王妃様は男性なのでどうしてもデータがございません。」
確かに、男が双子を出産って聞いたことがないよな。
「しかし、ハル王女様のご出産を無事にさせていただきましたので、今回もプロジェクトチームを組んで万全の状態で王妃様のご出産に立ち向かうつもりにしていますのでご安心下さい。」とジュン先生がおっしゃって下さる。
俺が「先生、よろしいお願いします。」と言うと
「じゃあ、《BBS》このプロジェクト名は《ベベジ》だな。」とシウォナが手を顎に当てながら呟いている。
そこにいた全員の頭の中が「はぁ?」になっている。