rie です。
昨日は、キュヒョナのデビュー17周年でした🎉🎊
それをお祝いするコメントや動画がTwittert等にいっぱい溢れていました。
そのトリをかざる「ギュTV」も宿舎の自室から生配信されました。
ペンギンがいっぱいいて、時折歌も歌ってくれました。
本来ならマレーシアでのイベントでスジュとしてliveをしているはずだったのが中止になってしまって、ポッカリ時間が空いてしまったからという理由だったと思いますが、世界中のギュペンさん達にとっては、一緒に17周年をお祝い出来てとっても良かったなぁと思っています。
コロナがなければ、日本に住んでlivetourをする予定だったとか。
是非是非、その予定を実現させて下さい。
KRY も待ってます。
ここは……
「そう、被服室よ。」
俺は男子だったからあまりというか全然入った事がなかったけれど、女子がパジャマやワンピースを縫っていた教室だ。
確かミシンがあった。
さっき入った事がないと言ったけど、2年の時に何回か掃除したことがあった。
それを今思い出した。
「開けるね。」
ソラちゃんがドアを開ける。
ガラ。
それまで雑談をしていた実習生が俺の方を見る。
俺もこれから何週間か一緒に教育実習をすることになる仲間の顔を見る。
" うわ~、やっぱり、若い。当たり前だけど知った顔なんて1人もいないぞ。"
ソラちゃんが人数を数えている。
小さな声で「あと1人ね。」と言っている。
「もうすぐ、校長先生と教頭先生と各担当の先生が来られます。それまで、皆さん、お待ち下さい。」
そうソラちゃんが言って教室をあとにする。
俺は、" どうも…"という意味で会釈する。
若者達も " コイツも実習生なのか?" っていう目で俺を見ながらも会釈を返してくれる。
「こんにちは、あなたも教育実習生なんですか?」と目がクリクリとした女の子が俺に話しかけてくる。
「うん、そうだよ。」
「あなた、ここの卒業生?」とクリクリの横の髪がフワフワの女の子が俺に聞いてくる。
「どうして?」
「だって、あなたのこと見たことがないから。」
「卒業生だから、母校だから、教育実習を受け入れてもらえたんだ。」と俺が言うと
" えー😱 この人何も知らないの?信じられない!" っていう顔で全員が俺を見る。
俺こそ" えー、だよ。なんなんだよ。この雰囲気。完全にアウェイだ。母校なのにホームじゃないんだ。"
「もしかして、この江南中学の名声ご存知じゃないんですか?」イケメンが " お前、オッサンのクセにそんなことも知らないでよくここに来たな。" という風に聞いてくる。
「えっ、ここって有名なの?」
「はい、有名です。」クルクル
「もしかして83LINEご存知ない?」フワフワ
「83LINEは、知ってるよ。」
「さすがにね。御二人はね。」イケメン
「えっと、ここに来るまで生徒見かけませんでした?」イケメンツーが
「確かに、今って中間テスト中だって聞いていたから、生徒は普通テストが済んだら家に帰って試験勉強しているはずなのにおかしいなぁって思っていたけど、部活かなぁって思ったりしてた。違うの?」
「はい、違います。」イケメンスリーが
「韓国ってずっと絶賛少子化中ですよね。」クルクル
「うん。」
「でも、この江南中学だけは生徒がものスゴく増えている。」イケメンワン
「そうなんだよ。俺もそれが不思議だったんだ。」
「5年前から、校区が廃止になったのはご存知ですか。」フワフワ
「それはね。でも、そんなの関係あるの?」
「それが関係あるし、それに83LINEが関係してるし。もしかして、ヒチョル校長先生が教員免許持ってないってご存知ですか?」イケメンスリー
「えっえー。そんなのダメジャン。オマケに校長だろ。絶対に無理なんじゃないの?」
「そこが83LINEなんです。」クルクル
「民間登用。優れた人材を民間から採用する。ヒチョル校長はそのシステムで校長になったんです。」イケメンワン
「その大胆な学校運営が公立にも拘わらずスゴイ評判になって入学希望者続出なんです。」イケメンツー
" 聖SM学園と同じ構図だ。"
ドアがガラッと開いて
「おい、おい、そんなに誉めてもらうと、困るなあ」とジャージ姿のヒチョル校長を筆頭に先生達が教室に入って来られた。