前回の続きです。
5月11日、11時35分女の子、その2分後に男の子の双子を帝王切開で出産した私。
術後は安静室で8時間ほど休み、血圧が一時160まで上がるというアクシデントはありましたが、降圧剤で基準値まで下がったので(それでも私にとっては普段より高めだったけど)。20時すぎに病室へと移動することになりました。
↑安静室
病室への移動はありがたいことに車椅子でした。
ただ、車椅子に座るまでが...ね
お腹に力が入らないように、ひとつひとつの動作がすっごく慎重になります
まぁ、慎重に動いたって結局力が入っちゃうわけでwww
そのたびに
いててて...。
となります
安静室から病室までの移動なんですが、前回も書いたとおり、術後も着替えなどなく裸に手術着を身にまとったままなので、悪露垂れ流し状態(ベッドは吸水シートが敷いてある)
下着は病室に戻るまで履けません。
それじゃぁ、どうやって病室まで行くのかって?
それは...
産褥パッドをお股にあてながら
しかも、
手でおさえながらね
上の子出産したときは笑えなかった。
でも、不思議と慣れるもんですね。
これが私の普通になるのがイヤ
日本で出産したらきっとお姫様のように扱ってもらえるんだろうなぁ...。
まぁ、もうその機会はないだろうけど
話を戻します。
この日、わたしは産褥パッドをうっかり病室用の荷物に入れてしまい、手元にありませんでした。
だからといって、病院側は無料でくれたりはしません。
そこで、吸水シートをお股にあてることに
車椅子に血がつかないよう座るところにも吸水シートを敷いて腰掛けると、私の荷物を膝の上に置かれ(笑)、その状態で病室へ。
上の子のときは3人部屋だったんですが、今回は個室!!
本来なら個室は有料なんですが、手術を担当してくれた夫の知り合いの知り合いの医師が個室を準備してくれたようです。
その個室がこちら
できれば、明日から母子同室にしてほしいところですが、そんなわがままは言えません
そこからは帝王切開の傷の痛みや後陣痛などに耐えながらの育児がスタート。
私が今回お世話になった周産期母子医療センターでは、3時間おきに看護師さんが粉ミルクをもってきてくれました。
上の子のときは、母乳育児を激励していた産院だったので、退院するまではおっぱいが出なくても粉ミルクは一切許可してもらえず...。だからといって、おっぱいマッサージなどはなく、とにかく頻回授乳すれば出るようになると言われ続け、それを信じて寝ずにおっぱいあげてた私。でも出ない。初乳が申し訳ない程度に滲み出るぐらいでした。
退院するまでの3日間、上の子はずーっと泣きっぱなし。出ないおっぱいを寝落ちするまで永遠と吸い続けてた。生理的体重減少の基準値を超えて体重が落ちてしまい、自宅に戻るまでに骨と皮になりました。退院してすぐに粉ミルクあげたらすぐに体重は戻りましたが、強制する産院側のやり方に不満が残りました(結局どんなに頻回授乳しても完母にはならなかったし)。
もちろん、今回お世話になった周産期母子医療センターでも母乳育児を勧めていましたが、母乳が軌道に乗らないうちは足りない分を粉ミルクで補って、少しずつ完母を目指しましょうっていう感じだったので、母乳の出があまりよくない私にとっては本当にありがたかったです。
ということで、帝王切開当日のお話でした。
いやー、あんなに激痛で腰曲げてヨタヨタ歩いてたのに、もうあの時の記憶が薄れてきててビックリ