出産報告から3週間ほど経過しちゃいました
産後のダメージがでかすぎて、2週間は廃人と化してました
術後の諸々のダメージと待ったなしの新生児育児(+2歳の上の子のお世話)で毎日あっという間に過ぎていますが、妊娠中のときに比べたら全然マシです
さて、今日は帝王切開についてレポートしたいと思います。
私が出産したのは5/11。
ロシアは大型連休明けということもあり、朝から予定帝王切開が3件入っていました。
双子が生まれたら、当分はゆっくり休む時間はないだろうな…。
と思い、帝王切開前日はしっかり寝ておこうと思っていたら...。
なんと、夜中に同室のユーリャ(胎児が骨盤位で5/12に帝王切開で出産する予定だった)に陣痛が始まってしまい、そのまま緊急帝王切開で手術室に運ばれるというドタバタが...
あまり眠れなかった私。
ただでさえ妊娠後期は睡眠が細切れで寝不足気味だったのに...
そんな状態で、朝は6時に看護師さんに浣腸で呼ばれました。
5分とかムリ
って思ってたら、3分でいいとのこと。
いや、1分ももたないから
浣腸が無事終わり、あとは部屋で荷造りして待機。
9時から順番に手術室へ呼ばれる、ということでドキドキしながら待っていたんですが、
結局呼ばれたのは10時半すぎ。
どうやら私は最後だったようです。
私のドキドキ返せや
手術室にはおむつ2枚、吸水シート2枚、1.5リットルのお水2本、スマフォ、充電器を持って行くようにと指示があったので、レジ袋に詰めて行きました。
手術室に入ると、2つ並べられた保育器が目に入ってきて、
あぁ、これから双子を出産するんだ...。
と改めて実感。
すぐに手術着に着替え、
手術台に吸水シートを敷いて横になると、そこからはあっという間でした。
前回息子を出産したときは、腰椎麻酔で意識が朦朧とし、息苦しさもあってかなり辛い思いをしたので、今回も覚悟してました。
...が今回は意識ははっきりしてるし、息苦しさも全くありませんでした。
麻酔が効いているかチェックされ、
あとは気がついたら手術が始まっていました
手術始める前に一言声かけてほしかったけど、上の子のときも心の準備をする間もなく勝手に手術が始まっていたので、こちらではこれが当たり前なのかもしれません
手術は30分ほどで終了。
11時35分に体重2650g、身長48㎝の女の子が、その2分後に体重2280g、身長47㎝の男の子が誕生しました
2人とも手術室いっぱいに元気な産声をあげてくれ、それまで張り詰めていた空気が一気に和やかに。
看護師さんが双子をキレイにしてくれると、
ほんの数秒ですが、カンガルーケアをさせてくれました。
感極まって涙が出るかと思いましたが、
切開した部分の縫合中だったのでそちらのほうが気になってしまい…感動一切なし
麻酔のおかげで痛みはまったくなかったんですが、皮膚を引っ張られる感覚や、内臓をいじられているような感じがとても気持ち悪くてとにかく不快でした…。
帝王切開本当に嫌
手術が終わると、私はそのまま安静室へ。
麻酔が完全に切れて、体調が良くなるまで5〜6時間ほど休ませてもらいました。
裸に手術着1枚着たままなので、ベッドが汚れないように吸水シート(持参)を敷いた上に横になります。
スマフォが使用できるようになるので、みんな家族や親戚、友だちに出産報告。
私はスマフォいじる元気もなかったので、とりあえず寝てました
そしたら、連絡が来ないと心配した夫が、私の手術を担当してくれた医師(夫の知り合いの知り合い)に直接連絡して聞いてました
麻酔が完全に切れ、経過がよければ病室へと案内されるんですが、病室に移動するとすぐに新生児との生活が始まります。
手術初日から待ったなし。
けっこうスパルタです
安静室では水3ℓ全部飲むように言われ(結局1.5リットルしか飲めず)、麻酔が切れてきたら寝返りを打ってリハビリさせられました
いくら痛み止めを注射してもらってるとはいえ、お腹に力が入ると激痛が走ります。
そして、看護師さんが様子を見に来ると必ずお腹をグーっと押され子宮の戻り具合をチェックされるんですが、これがまた痛い…。
容赦なく押してきますからね。
もうね、拷問です
今回は後陣痛もかなり痛くて、
こんなに苦労して妊娠・出産してるのに、夫は今頃会社で昼ご飯食べてるんだろうなと思ったら、もうね...
しかも、母体にかなり負担がかかっていたようで、手術後血圧が160まで上がったり、体がむくんだりしましたむくみは足が特にひどくて、ゾウの足のようになりました
血圧は産後少しずつ下がってきてて、今では110/60 ほどに。普段80/50ぐらいなので、まだまだ高めですが、下がってきているのでホッと一安心。
浮腫は産後2週間ほどで完全にとれました。お水が随分溜まってたようで、尿がすっごい出ました
私は術後血圧が高くなったものの、降圧剤を服用し130台まで下がったので、夕方車椅子に乗せられて病室へと移動しました。
続く