米処 結米屋で大人気の新潟長岡 小池敏雄さんの新之助(特別栽培米)。順調な生育と、出穂のお便りが届きました!ちなみに、令和1年産は既に完売し、新米をワクワクしながら待っている状態です。

7月は記録的な長雨で、晴れた日はわずか3日程度。日照時間も平年の半分以下で、稲がやや軟弱で倒伏の心配もありましたが、梅雨明け後の快晴で一転し、8月16日頃に穂が顔を出し、順調な生育が見て取れるとのことでした。

ただ、全国的にも注意報が出ていますが、稲の病気 いもち病の多発が懸念されていて、小池さんも早めに防除を行ったそうです。

 

小池さんが米作りに励む新潟県長岡 日吉の里は、豪雪地域と知られ、春になると雪解けを迎えて田んぼに豊富なミネラル分を含む雪解け水が流れ込みます。新潟の中でも昼夜の寒暖差が激しく、粘土質の土壌を有し、水質の良い日吉の里は、美味しい米作りに最適な場所と言えます。夏には水路に蛍が舞い、沢蟹、どじょうや小魚、昆虫も共生しています。

その中でも小池さんの田んぼは、独自配合肥料を田んぼに加えて20年掛けて丁寧に土作りを行い、沢山の微生物が生きるふわふわの粘土質の土壌を作り上げ、環境に優しく身体に嬉しい特別栽培のお米を作っています。お店でもファンの方が多く、収穫を心待ちにしている方の多い人気米です。

「ここ数年の異常気象には泣かされます。自然の力にはかないませんね。感謝の心をもって、日々田んぼに通い、最後は静かに願うばかりです。」と仰っていました。

確かに、ここ数年の異常気象、不安定な天候は農産物を作られる農家さんにとって、非常に厳しく過酷な状況になっています。美味しいお米を届けたい、そんな思いが強いかっこいい農家さんばかりなので、私たちもお客様にしっかりと思いをお伝えしながら、大切に大切にお米を販売していきたいと思います。

 

小池さんのこがねもちの刈取りは95日前後、新之助の刈取りは925日前後とのことなので、楽しみに待ちたいと思います。

ちなみに、新之助は、旨みがギュッと凝縮されていて、しっかりとした弾力が味わえます。大粒に炊きあがるので、食べ応えもありますが、とても上品なお米ですので、ぜひ多くの皆さまに味わって頂きたいと思います!