以前、パナソニックさんの炊飯器イベント「食べ比べ亭」にて試食させて頂いた「岩手 金色の風」。当日は、４種類のお米を食べ比べでしたが、美味しさが際立った2種類の内の１つがこの「金色の風」でした。
岩手が長い年月を掛けて開発した新品種は、甘みと粘りのバランスが素晴らしく、濃厚なおかずにも負けずにご飯の美味しさが際立ち、それでいて少し控えめなとっても奥ゆかしいお米でした。（県民性ですかねぇ。）噛めば噛むほどに旨みが感じられ、ふっくら大粒に炊き上がって食べ応えもあり、その美味しさに驚いた程でした。
そんな金色の風も昨年は前半の好天気から一転、出穂後の天候不順で冷害のような症状が出てしまい、栽培が非常に難しく、収穫量も上がらずに大変苦労されたそうです。
今年は昨年と同様に天候が良く、同じような滑り出しなのでとても不安になり、「今年はどうなのかしら？？」と心配ながら農家さんにお聞きしたところ、「今年は背丈がしっかりと伸びていて、茎数も増えているので心配ないと思います。冷害は無いと思います。」とのお言葉。
続けて、「不思議なことに、昨年は、今年と同じような好天気だったにも関わらず、今年に比べて丈は短く、茎数も少ないという状況だったんです。それって、冷害の年の生育状況なんですよ。今の時期は天気にも恵まれていて、生育順調だったはずなのに。もしかして稲って、自身でわかってしまうのかもしれませんね、今年の自身の生育が。」とのお話。
稲の偉大さに感動し、今年は好調な年と同じ生育状況とお聞きして、より一層嬉しく幸せな気持ちになりました。今年の「岩手 金色の風」、とっても楽しみです！順調に育ちますように。
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