松屋銀座店「米処 結米屋」にお越し下さる台湾のお客さまや、台湾に在住のお知り合いの方、お仕事で台湾に行かれる方からも、「台湾でももっと気軽に手軽に美味しく日本米を食べることは出来ないだろうか」…というお声を頂きます。

美味しくお米を楽しんで頂くことは、国内国外問わず、マイスターとしてぜひぜひ取り組んでみたい!そんな米屋としての想いがうずうずして、さらには周りの方からの後押しもあって、現在、マイスターのオススメ米を輸出出来ないものかと、動き始めました。

現地の方とどんな風に進めたら良いものか、話し合うべく、短期間の弾丸ですが、中国語が少しわかる妹を通訳代わりに連れて、台湾に行ってきました。

台湾の日常のお食事は、ご飯の上に汁気のあるものを掛けて一緒に食べるスタイルが多く、サラッとした食感でやや長細い台湾米で食べるのがベストなんだと感じました。

では、日本米はどんなシーンでオススメか??と言いますと、日本食レストランで出されるご飯が主役の定食や、コンビニでもたくさんの種類が販売されていましたが、やや粘り気があって弾力のある持ち歩いて冷めても味が落ちにくいおにぎり、お弁当などがベストだと感じました。

台湾米でのおにぎりやお弁当は、ポロリと崩れやすいので、そのようなシーンでは日本米を使って頂くメリットもあるのではないかと感じました。

また、松屋銀座店では、個人のお客様が台湾に持ち帰るためのお米をたくさん購入されていますので、そんな個人のお客様向けもマイスターセレクトでご提案が出来たらもしかしたら可能性があるのかもしれません。

現地の方は、妹が営むお弁当屋さんに大変興味を示されていました。まだお弁当事業には可能性が多々あるのだそうです。

 

国は違えど、お米を美味しく食べたいというお声を頂き、お米マイスターとして何かしらの取り組みが出来れば…と思っております。

長い道のりになるかとは思いますが、コツコツ頑張りますのでご期待下さい!