千葉県柏駅に直結する丸井柏店VAT館が4月28日に改装を行い、リニューアルオープンする予定で、実はその中に玄米・雑穀米を使ったおかずもヘルシーなお弁当屋さん「お米マイスターの毎日ごはん 和デリ」を出店することとなり、今、毎日準備に追われています。

玄米雑穀ビビンバ丼、玄米雑穀ネバとろ丼、食物繊維たっぷり!きんぴらバーグ弁当などなど、玄米・雑穀米を使うだけでなく、おかずもヘルシーで、毎日続けられるよう、味が美味しくてリーズナブルなお弁当をご用意致します。

どんな健康方法もそうだと思いますが、日々の積み重ねが大切で、無理なく毎日少しずつでも続けていうことが最大の効果を生むのだと考えています。ヘルシーな食事も月に1度気を使って気合を入れてオーガニックだったりベジのみの食事を取ったりすることよりも、1日1食でもちょっとヘルシーを毎日続けて頂くことの方が大切かな…と感じていますので、今回のようにご提供できる場を頂けたことは非常に嬉しくって、やる気満々です!

そして、このヘルシー弁当店の準備中、再び思い返したことがあります。玄米・雑穀米のお弁当を提供したいと思ったきっかけ。

それは、健康が取り柄で食べることも大好きだった父が癌を患ったときのこと。母が、「免疫力を高めよう」…と、病院での治療以外に、食生活からもあの手この手で改善に努めているにも関わらず、昔気質の人なので、玄米はやれ硬いやら雑穀は食べるものじゃないやら、米屋は白米だなどと言ってなかなか食べ進まない。

美味しく毎日続けて食べるにはどうしたらよいのか、試行錯誤で炊き方だったり、レシピだったり、様々工夫を凝らして少しずつ楽しんで食べるように。そんな母の姿を見て、玄米にはどんな効果があるのか、雑穀は何に良いのか、美味しく毎日続けて食べるにはどうしたらよいのか、考えるようになったのが米屋を継ぎ、米屋のお弁当屋さんを開きたいと思うっかけとなりました。

カラダに優しいものは茶色っぽくて味が美味しくない、さらに値段も高いという言葉をよく耳にしますが、それでは毎日続かない。だからこそ、リーズナブルで美味しくて無理のないちょっとヘルシーなランチを提供したいと思っています。

結局、父は57歳の時、私が27歳の時に亡くなりました。癌を患ってから3年半、それまでの50数年を考えると、どんなにキャッチアップしようと食生活を短期間改善しても間に合わなかったように思います。

そんな経験から、同じ思いをする方が一人でも減ればいいな…と、1日1食カラダ思いの食事を取れる場を提供しようと、ヘルシー弁当の販売だけでなく、保育園、幼稚園の食育で自身がブレンドした雑穀米を提供し、お昼ごはんで食べてもらっています。

目に見えて効果が出るのかどうかは個人差もあり何とも言えませんが、大人になったときに同じ思いをする方が一人でも減ってくれればいいなと思っています。

個人的にはお酒もお肉もお魚もご飯もパンも何でも好きで、よく食べよく飲む健康おばさんなので、1日1食くらいはねって思って自分でも心掛けています。

これからオープンまで、慌ただしい日々ですが、精一杯頑張って、当日を迎えたいと思います。ぜひお近くにお越しの際は、お立ち寄り下さいませ。



7品目野菜が摂れる「和デリ風ビビンバ丼」



お米マイスターの塩トマト入りネバとろ丼



お野菜たっぷり鶏の黒酢和え弁当