もし来年の夏も今年同様に暑くなったら、エアコンを起動してでも高品質なトマトを収穫するべきではないかと思えてきた。
なにしろ今スーパーに並んでいるトマトの質と値段は、昨年と比べて大違いだからなのだ。
値段はほぼ倍。
質は去年だったら売り物にならないくらい酷いのだから。


しかしふと悩んでしまった。

いつも生活している場面では、エアコンを使うときは必ず窓を閉めている。
これは誰も何も疑問に思わずに、当たり前に行っていることなのですが、、、、

温室は日ごろ窓と、屋根の換気窓を開放しているのですが、それでも今年は中が45度とかそれ以上になってしまったのでした。
もし全部閉め切ったら、80度くらいになったかもしれません。

こういう環境でエアコンを使うとなると、どうすればいいのでしょう?
閉め切って80度になるほどの熱量を吸い取るだけの能力があるなら、閉めて使えばよいのでしょう。
でもそんなに力があるとは思えない。
精々40度を30度に下げる程度でしょうから、80度なら70度にしか下がらない。

そうなると、窓を開けて使うことになるが、冷やしても空気は外に出てしまってもったないことになるような気がする。

うむむ、答えが分らないぞ~~

 
前回は高圧ポンプを使って霧を発生させたところまででした。
潅水を兼ねるのでしたら、あれぐらいタップリと水が出てきてもいいのだけど、細霧冷房にしたいのでもっと霧の粒を小さくしたいところ。

前回のムービーでモワモワと霧が出ていましたけど、あれだと床がじんわりと濡れてしまうのです。
つまり作物があったらそれが濡れてしまうということなのですね。

養液栽培なら土から菌が上がってくる心配はないのだから、葉や茎が濡れても何も起こらないかもしれない。
でも、運悪くそこにいた菌が活動を始めてしまうかもしれない。
安全を考えると、やっぱり濡らさないにこしたことは無い、と。


そこで更に霧発生の技術を追求することにしました。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

左端が前回使ったノズル。
もっと細かい霧が出せるノズルを個人輸入しました。
右に行くに従って穴か小さくなります。

穴が小さいと噴出する水の量が減るので、圧力を上げないといけません。
それとノズルの数を増やさないと冷房効果が発揮できません。
いずれもコストアップの話しなので、どこで妥協するか、サイエンスで検証です。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

左足はフレームの上に乗っているのがわかるけど、右足も同様に細いフレームの上にあります。
つまり両方の足は全く動かすことができません。

このまま前かがみになって波板をビスで留めていきます。
一枚あたり6本。
板は160枚。

足を動かせず前かがみで作業すると、一度に張れるのは5枚。
5枚張ったら地上に降りて一休み。
一日に精々15~20枚がいいところ。
もうそれで背中や足腰がカチンコチンになってしまう。

メロキチは身体が軟らかくて私よりこの仕事を楽にこなしていたけど、最近かったるくなったのか非協力的。。。

まだ半分を少し過ぎたところ。。。。
私はいつの頃からか、空の表情を見るのが好きになりました。
見通しが良くて、空がとても広く見渡せるこの温室の屋根の上は、特等席です♪

今日は夕日が綺麗だったので撮ってみました。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

雲が殆ど無い晴天でしたがさすがにもう10月なので、あの酷暑とは無縁の気持ちの良い一日でした。


天窓修理が着々と進んでいるので、もうすぐ見られなくなってしまうトラブルの記念写真を撮っておきました。
$利右衛門がサイエンスでトマト生産を立上げます

この水玉、天窓に張ったビニールに雨水が溜まったものです。
直径は60cmくらいあります。

本来はこういう風に伸びるビニールを張っちゃいけないものだったのですが、私の知識不足(学校で教わらなかった)からこんなことになってしまったのでしたwww

何とも当たり前のタイトルですみません(笑)
でも今日の気温と風から、温室の有難さを本当に実感したもので。

外は18℃で4~5m/sの風が吹いているから、肌寒いです。
しかも2~3日前まで記録更新の残暑だったから、身体が慣れてないのでなお更寒く感じる。

ところが温室の中は風が無くて、曇っていても僅かに太陽の輻射熱を溜め込んで、ほんのり暖かい。
室内の作業をやるのに最高のコンディションです。
実際クソ暑かった頃の3倍くらいのペースで仕事がはかどっています。

温室を生かしきることが、良い作物への早道だなってことを、ここ数ヶ月掛けて実感してます。