2012.05.12
私が1年任期の委員長を務めた都市環境委員会の最終日の報告です。
写真は委員長席、委員会のレジメ、委員会室からの目黒区総合庁舎、目黒ユネスコ協会の総会です。
報告事項は11件で以下が私がピックアップした内容です。
①都立大学駅前電線類地中化工事
電線の地中化(320m)後、歩道整備に4年の月日と約3億円。負担率は国55%、都39%、目黒区6%。電線地中化は積極的に推進すべき事業ですが、狭い道路では技術とコスト面で二の足を踏んでいる状況です。
②目黒川洪水予報開始に伴う区の取組み
目黒川水位観測を都が2か所、目黒区独自で2か所設置し、豪雨や台風時に川が警戒水位を超えると、自動的に警報サイレンが鳴り、近隣へ洪水の備えを告知します。
平成11年の集中豪雨以来、目黒川が溢れたことは無く、また、青葉台から東山にかけて8,000立米の雨水貯蔵施設を都が昨年建設しました。
③区営碑文谷アパート新築工事基本構想素案
都営の母子アパート(浴室無し22㎡)が老朽化し、建替えと共に目黒区へ移管され、住宅に困窮する区民の需用に応えるため、区営住宅37戸の建設を決定。内、7戸は障害者向け住宅。
建設費は今後入札になりますが、負担率は国45%、都25%、目黒区30%。
④平成24年度家賃助成の実施
*民間賃貸住宅に居住する高齢者・障害者世帯へ家賃の2割(上限2万円/月)を6年間助成。
募集数 70世帯、募集期間 6/1から6/20
*ファミリー世帯家賃助成
民間賃貸住宅に居住し、18歳未満の子を扶養かつ同居している世帯へ2万円/月を2年間助成。所得制限を年収278万円から413万円へ緩和。
募集数 70世帯、募集期間 7/2から7/20
*高齢者世帯と中堅ファミリー世帯の住替え家賃助成の新規募集は廃止。
⑤平成24年度住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器設置に対する助成事業
二酸化炭素の排出量の削減に配慮した機器に対する助成をし地球温暖化対策を推進する事業費は前期分622万円。
太陽光発電システムのニーズが高く、@12万円×45件を予算化
設置報告書提出をもって助成金が振込まれます。
⑥目黒駅前地区第一種市街地再開発事業に関する環境影響評価書の縦覧
目黒駅(品川区)の都バス跡地に巨大再開発プロジェクトが進行中で、事業内容と工事期間(平成26年~29年)変更の報告と都条例により環境影響評価書を作成。これらを縦覧することが出来ます。