2010.08.31
民主党代表選に鳩山前首相の支持を受けた小沢氏が立候補意向の表明後、
何の気なしに、昨年の政権交代後、NHKが放映した証言ドキュメント
「永田町権力の興亡3話」の録画を見ました。
根回しを重視する「ぬるま湯」の55年体制の日本政治に疑問を抱き、
二大政党政治を目指し、17年前に自民党を出た、当時の民主党幹事長小沢氏をメインに、
1993年から権力の興亡の果てに辿り着いた政権交代まで、
政治の中心人物がきな臭く生生と当時を証言しています。
この証言ドキュメントを見れば、小沢氏が代表選で議員票有利と言われる理由と、
挙げた拳を下ろす政治家でないことが伝わります。
また、短命に終わった細川政権の武村官房長官が
「反小沢で感情的に動いたことを後悔している。分裂ドラマに巻き込まれた」
の証言が、今回の代表選と重なりました。
代表選で党内対立激化を回避するため、として、小沢氏不出馬に向けての調整がありましたが、
菅首相との会談後、小沢氏は正式に立候補を表明しました。
明日9月1日が代表選の告示。二人の目的・目標、政策が明らかになります。
2日には投票用紙が、国会議員412人、地方議員2500人、
サポーター34万人に届きます。
ただし、1票の重さが違い、全体で1242ポイントの争奪戦になります。
国会議員は一人二票で412人×2pt=824pt
地方議員2500人=100pt 東京は250人なので10pt
サポーター34万人=300pt
(300選挙区のドント方式⇒1選挙区で多い方が1ptをゲット)
国会議員票 対 サポーター票(民意) と言われていますが、
民主主義の根幹は選挙ですから、投票率が高くなる選挙戦を望みます