先日母の事情を知ってる友人に
 
「思ったより落ち着いてて良かった(´O`)」 
 
って言われたけど、 
 
実は落ち着いていると言うか、
 
受け入れられていないだけというか。
 
やっと長女の前でポロリと涙がこぼれたところ。
 
意識障害の改善は難しいと言われ、
 
人工呼吸器を付けたまま入院生活が続くのかと覚悟していたけど、
 
今日病院から電話があって、
 
呼吸が安定してきたので人工呼吸器は外したとの事。
 
自力で呼吸出来ているらしい。
 
それでもやっぱり意識は戻らないのだ。
 
「再度また呼吸が怪しくなった場合、呼吸器入れますか?」 
 
とドクターに聞かれた。 
 
「それは延命…と言う話ですよね?」 
 
と尋ねるもドクターは言葉を選んでいる様子。
 
「再度呼吸器を付けても意識は回復しないし(所謂植物状態?)って事ですよね?」 
 
と言い換えると 
 
「そうですね。」 
 
と。
 
もう本当にこれって苦渋の選択。
  
それでも父の時は覚悟する時間があったし、 
 
癌の末期だったし苦しそうだったし。
 
話をする時間もあった。 
 
母はあまりにも急降下だったから。
 
病気じゃないし。
  
でも、
 
「回復して意識が戻る見込みが無いのなら、
必要以上の処置はしなくていいかと思います…。」
 
と、やっとの思いで伝えると 
 
「わかりました、賢明なご判断だと思います。」 
 
とか何とかちょっと被せ気味にドクターが答えた。
 
(ん?(@_@;)) 
 
って一瞬思ったけど悪気はないんだよな、
 
と思って電話を切った。 
 
兄貴に説明するのが非常に面倒だった。
 
なかなか理解してくれないから。 
  
人工呼吸器外れた事と延命の話されてしなくていいって言ったことをメッセージで送ったが電話がかかってきた。
 
延命の意味がわからないらしい。
 
危なくなってもまた人工呼吸器に繋いだら、
 
今の状態位には回復するならそれは延命云々じゃないんじゃないの、
 
という事らしい。
 
すごく難しい。
 
尊厳みたいな話だ。
 
意識ないまま人工呼吸器に繋いで生き長らえることを本当の意味で生きている、
 
と言えるのか。
 
そう言う言い方でドクターが提案するのは難しいだろう。
 
でもそう言うニュアンスでの延命だと思う、
 
と伝えたらわかってくれたみたいだった。
 
「でも。」 
 
「そう言ったって、今の状況が急過ぎて気持ちが追いつかないから、まだ死んでくれるなって思うよ。」 
 
と話していたら涙声になってしまった。
 
途端に兄貴は電話を終わらせる方向に話を持ってった。
 
「自分でやっちゃった(落っこちちゃった)んだからしょうがないよ。」 
 
って言われたのはショックだった。
 
そうなんだけどさ…