今更な話をして恐縮ですが、
 
テレビでトラブル解決の話題を取り上げていて、
 
15年以上前の事を思い出してしまった。
  
次女が療育園に通っていた頃の話です。
 
いわゆる昼休みの時間に

 いわゆるプレイルームで子供達が遊んでいました。
 
私は当番日で子供達と一緒に遊んでいました。
 
療育が必要な子供達ばかりですから、
 
それはやはりトラブルはつきものです。 
 
次女のひとつ年上の女の子がいました。
 
私とその子が遊んでいた所に次女が来ました。 
 
ヤキモチを妬いたのか、
 
私の対応が良くなかったのか、
 
その子は私の顔を叩いてきて、
 
その上次女の名札を引っ張ったので、
 
次女のチュニックはビリビリに破けてしまいました。
 
もう着ることは出来ません。
 
近くにいた職員さんがその子を引き離し、
 
困り顔で私にごめんなさいと仰ったかと思いますが、
 
その後の園の対応は私としては最悪でした。
 
担任の先生も園長も
 
相手の側ばかり庇うのです。
 
いわゆる「他害」があるお子さんで、
 
お母さんも苦労されていると。 
 
いや、それはわかる、わかるけど、
 
だから何? 
 
謝ってもくれないし弁償もしてくれないの? 
 
正直、
 
弁償して欲しい訳ではなかったのです。
 
ごめんなさい、と言われれば、良いですよ
 
で済んだ事です。
 
で、園側はこの出来事を相手の子のご家庭に伝えなかったようでした。
 
なので、園でお母さんに会っても謝罪も何もありませんでした。
 
それどころか、
 
こちらが挨拶しても反応悪く、
 
嫌な気持ちにしかなりませんでした。
 
完全に園が悪いと思います。
 
相手の子とはクラスが違ったので、
 
事実は事実としてお伝えして、
 
相手の子のフォローはそちらの担任がしたらいいし、
 
私たちの方はこちらの担任がして、
 
お互いの言い分を聞いてどう収めるか園で話し合ったらいいと思う。
 
わたしは泣き寝入りだった。 
 
手を出した子が悪いとは思って居ないけど、
 
やっぱりその後は構えてしまうし、
 
私は大人だけど5歳やそこらの女の子が怖かった。
 
だから
 
「他害」は絶対に辞めさせたい 
 
と思いました。
 
その子が損するから。
 
でも他害は障害者にはつきもので、
 
治まらないし仕方の無いものと考える人が殆ど。
 
「言い聞かせる」 か「やり返して痛みを知ってもらう」と言う方法しか思いつかなかったら、
 
それはやっぱり障害のある子には難しいかも。
 
 ただ、
 
「行動療法」に出会った私は光をみつけた。
 
実際私がやるには知識が無さすぎる。
 
誰も彼もが出来ることでもない。
 
でも諦めたくない。
 
と思っているのです。