葬儀社に着き、義家族、親戚、会社のみんなと遺影のあっくんを中心に精進揚げ。
あっくんとの思い出をみんなが話してた。
お酒が大好きだったあっくん。
普段は寡黙で物静か。
お酒が入るとたちまち陽気になってご機嫌。
そんなギャップがみんな好きで、一緒に呑みましょうとよくお誘いもらって呑みに行った。
でも朝になるとリセットされて、また寡黙に。
しれっとしてるもんだから、えー!昨日あんなにしゃべったのに!ってよく野球のママ友から怒られてたね。
精進揚げも終わり、葬儀社の片付けも終わり帰路に着く。
久しぶりに帰った我が家はがらーんとしててなんだかさみしい。
あっくんが16年前に保護した白猫ちゃんも寂しそうにニャーニャー鳴いて、私と子供たちのところに擦り寄ってきた。
ご主人様いなくなっちゃったよって。
そんなこと言葉にしたら涙が止まらなくなってしまった。
今日はゆっくりお風呂に入って眠ろう。
寝れるかな。
娘が、ママ隣で寝てもいい?
パパのところやけどいい?って。
息子も寝室に隣接するリビングに布団ひいて3人で眠った。
それぞれが1人にならないように心を寄せあってる気がした。