「玉依姫」の感想(ほとんど悪口の記事ですごめんね )でもう読まないと言っておきながらやっぱり読んだ完結巻「弥栄の烏」の感想です。
これで第1部完結!
ーらしいです。
八咫烏シリーズはまだまだ続けるつもりみたいだけど、まずはこれで終了なんだって。
えーと。
物語として、ちゃんと風呂敷を畳めていたと思います。
完結巻として「弥栄の烏」を読んで良かった。
素直にそう思いました。
とくに最終章の「こぼれ種」はベタだけどきれいなラストだったと思う。
中高生なら泣けるんじゃないかな。
この後ネタバレします。
ネタバレ見たくない人はここでストップしてね。
八咫烏シリーズ感想
烏に単は似合わない 八咫烏1
烏は主を選ばない 八咫烏2
黄金の烏 八咫烏3
空棺の烏 八咫烏4
玉依姫 八咫烏5
弥栄の烏 6巻 第1部完結巻
大丈夫ですか?
ネタバレしますよ。
ネタバレ感想します。
若宮:真の金烏:奈月彦:記憶は取り戻せなかった。都合の悪いことは捨てて忘れた。めそめそ。
雪哉:親友(茂丸)を殺されてバーサーカー(ベルセルク)化。
真赭の薄:未曾有の災害にあってナイチンゲール化。
浜木綿:産めないんじゃなかったのか。八咫烏は『卵誕』『啐啄』『成人』
長束:空気
路近:空気
澄尾:死にかけた。片思いがバレた。失恋した。
茂丸:焼死
明留:ハリーポッターと和解した後のドラコマルフォイのごとく
千早:空気
市柳:空気
治真:空気
翠寛:やっぱりスネイプ先生は作中唯一の良心なんだね!
金烏代:ひどい扱い
大紫の御前:登場すらしない
山神:椿:「玉依姫」のまんま
英雄:ダンボールに「英雄」って書いたくらいの造形
大猿:オオキミ:昔話をしてくれたかわいそうなお爺さん。かと思いや美しい女人?という伏線(2部に続く?)
マドカ(猿):容赦なく殺される
大天狗と烏天狗たち:とても便利
前半は退屈で何度か寝落ちした。
雪哉「仕事出来る俺すげー」なドヤ顔すまし顔がイラっとする。
過去のトラウマ描写も合わさってまさに中二病発症しているようにしか見えない。
ますほのすすきをばかにできるほどお前も大人じゃないだろ、って。
後半のクールにヒャッハー!鏖(みなごろし)だー!!からの鬱……もね……
ああ、雪哉はこんな子じゃなかったはずなのにー
若宮はぐだぐだ。1巻2巻の面影もない。おろおろ。
普通は長い物語を読んでいると読み進めるにつれて登場人物がどんな人かわかってくる。
アイツってこんな奴っていうイメージが出来る。
意外な一面が見えたとしても、その人物ならではという積み重ねで納得できる。
でも、そういうんじゃなかった。
登場人物が動いているのではなく、動かされている。
そういう風にしか読めない。
とても残念だけど。
「八咫烏シリーズ」の設定は素晴らしい。
この舞台設定、人物設定、あらすじで、もっと巧い小説家が書いてくれていたら、絶対に傑作になったと思う。そう思えるだけに残念。
著者は設定に振り回されてるんだと思う。
盛り込みたいオカズが多すぎて食卓がカオス。
ビーフシチューとお刺身を冷やし中華で食べろって言われてるみたい。
自分がおべんきょうした知識を披露したくてしょうがないのかな。
わたしはビーフシチューもお刺身も冷やし中華も作れるんだ!ってアピールしたいのかな。
おかげでとっちらかって読みにくくなってしまっている。
「烏」「猿」「玉依姫」で葵祭って……
不育症→子どもを生むだけが大事なことなの?→可愛い赤ちゃんで大団円!って……
「日本の神道」「神社の祭り神」「征服と虐殺」「あたらしい女性の生き方」架空の書名だけどこういうのが参考文献っぽい。知らんけど。
カモタケなんちゃらって神さまが烏や猿と縁があるっぽいよ!ソレだ!決定!!
日吉神社?え?違った?父ちゃんの存在が薄い……ってことは葵祭だ!決定!!
ってノリは、彼岸島。
ホラーギャグがやりたいのか。ツッコミ待ちか。
真の金烏である若宮の過去の記憶が失われたのは、過去といっしょに自分の本性である「名前」を捨てたから、という説明だけでよかった。
子どもに関しては「うめる体ではない」と断言してはいけなかった。
なかなか妊娠しない、流れてしまって落ち込む、という描写で十分だったと思う。
人間界の描き方もすごく雑。
世界を広げすぎたのは時期尚早だったんじゃないかな。
「美しい容貌」をそのまま「美しい容貌」と書いてしまううちは、この著者の新作は読むのをやめようと思う。(前も同じようなこと言ったけど)
シリーズでは4巻はすごく好きだった。
寮生活くらいのスケールがちょうどいい。
第1部完結の「八咫烏」シリーズ 著者がほのめかすまさかの展開
最年少で松本清張賞を受賞したデビュー作『烏に単(ひとえ)は似合わない』から5年が経ち、累計80万部を突破した「八咫烏シリーズ」がとうとう第1部完結。
著者の阿部さんに、今の心境を尋ねると「長い物語の一区切りですが、爽快感はないですね。このシリーズを通して表現したい最低限のラインを超えたという感覚です」と意外な答えが返ってきた。
本シリーズの主役は、人の姿に転身する能力を持つ八咫烏の一族。彼らが暮らす異世界・山内(やまうち)を舞台に、一族を統べる若宮と近習の青年・雪哉たちが、天敵とされる人喰い猿と熾烈な闘争を繰り広げる様子を描く和風ファンタジー小説だ。かつて烏と猿は共に協力し、山神に仕える立場にあった。しかし100年後、猿は山神と結託して八咫烏を滅亡に追い込もうとしている。2つの種族はどこで袂を分かったのか――。
「『弥栄の烏』は、シリーズ全体を大きく覆す結末にしたいと考えていました。巻を重ねるごとに、読者は八咫烏と同じ視点に立ち、若宮や雪哉たちに対する愛着や親近感を抱いたはず。本作では、これまで変わりようがないと思われてきた八咫烏と猿の関係が、大きく変化する瞬間があります。『常識や善悪とは何か』と疑問を持ってもらえれば御の字です」
化け物におちぶれ、烏の脅威と化している山神の“名前探し"も読み所の1つだ。数十年に1度出現する山内の長・金烏(きんう)は歴代の記憶を継承して生まれるが、若宮は不完全な金烏ゆえ誕生以前の記憶がない。さらに山内では過去に焚書が行われ、文献の多くが消失しているのだ。山神の名前探しは歴史の再構築へ繋がり、秘密に包まれた山内の起源が暴かれる。
「神の名前は神の存在そのもの。例えば『千と千尋の神隠し』ではコハク川の神が名前を取り戻し、本来の姿に戻ります。同様に、山神の暴走を止めるには『山神』以外の名前を発見して元の姿に戻すしかありません。山内に受け継がれる口伝や実在の神社に祭られた神々の由来等を手掛かりに、若宮らが謎に迫る過程にも注目してほしいです」
作家業のかたわら、早稲田大学文学学術院の博士課程で東洋史を研究する阿部さんだが、今後の展望は?
「有難いことに仕事が増えた一方で、学業との両立がままならず、少し焦っています(苦笑)。第2部の構想については『弥栄の烏』より未来の物語を書く、とだけお伝えしておきます」
評者:「週刊文春」編集部
(週刊文春 2017.08.03号掲載)
内容紹介
八咫烏の一族が支配する異世界・山内。
「うつけ」の若宮と「ぼんくら」近習の少年・雪哉という若き主従の活躍を中心に、賢く華やかな宮廷の姫君、若宮を取り巻く護衛の青年たちが繰り広げる、お妃選びと権力争い、友情と断絶、成長と再生を描いた壮大な和風ファンタジー。
一冊ごとに表情を変えながら読者を魅了、80万部を突破したこの物語の
第一部完結篇「弥栄の烏」は、主人公・雪哉の弟が武官訓練所である剄草院に入学準備する場面から。その実力を認められ、全軍の参謀役にまでなった雪哉、敵対する勢力を抑えて朝廷の実権を掌握した若宮が治める山内を大地震が襲い、開かれた金門の扉の向こうには、山内を恐怖に陥れた「人喰い大猿」が現れた。
ついに始まった、猿と八咫烏の最終決戦。若宮は名前を取り戻し、真の金烏となれるのか。山内は栄えるのか、それとも滅びに向かうのか―ー
松本清張賞を受賞したデビュー作『烏に単は似合わない』から5年。
現・大学院生の著者25歳が作り上げる異世界和風ファンタジーシリーズ第6巻、
堂々のクライマックス!
予想通りコミカライズ。
アニメ化もあるんじゃないか。
翠寛センセェはスネイプ先生
明留はドラコマルフォイ
山神の名前を見つけた?
でかした!!

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