偽りのフレイヤ 1巻 石原ケイコ | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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ものすごくひさびさに運命を感じた少女漫画

「偽りのフレイヤ」です!

花とゆめが勝負かけてきた!

気合いの入った書店ポスターに射抜かれた。
ズキューン!
 


読んだことない著者。
石原ケイコ。
新連載、新シリーズ、新刊!

最近本選びの勘が狂いがちのわたくし、おそるおそる読みはじめました…


ややネタバレしつつ感想とあらすじのご紹介。
未読の人が
「おいーそこ言うなよ!」
って激昂しない程度に。




泣き虫少女、主人公フレイヤ。

田舎村で、病弱な母親と暮らしている。

そこに帰郷してきた幼馴染の兄弟。
 

出来る兄アーロン。(通称黒い騎士)
兄にコンプレックスを抱く弟アレクシス。


ふたりはフレイヤの騎士で、フレイヤはふたりにとってお姫様。

あまーい。
なんて甘い設定!
王道!

頼れるナイスガイ兄、将来性有望な弟!

アーサーとエドワードを思い出すなあ!(英洋子のレディ!! の登場人物。主人公リンの王子様的幼馴染。レディ!リンってタイトルでアニメ化もしてたよ。いがらしゆみこキャンディ・キャンディ のステアとアーチーじゃないよ)

故郷の村が隣国に狙われている!
頼りの王子は毒を盛られて瀕死。
そこで白羽の矢が立ったのが王子にクリソツ(そっくり)なフレイヤだった。
 


なんで一介の村娘のフレイヤが王子と激似なんでしょう?

ひょっとして王子と異母兄弟だったりするんでしょうか?
1巻ではなぜ似ているかについては触れられてませんが、実はガチでお姫様だったりして。


わたくし、男装して逆ハーレムみたいな設定は嫌いですが、男装して少女が戦うのは大好物です!
(田村由美のBASARAとかね!更紗→タタラってことね)
 


長い髪をばっさり切ってフレイヤ→エドヴァルド王子へ。

めちゃ強くて版図拡大の野心もりもりの隣国シグルズから、小国テュール王国、そして故郷のテナ村を守るのが課せられたミッションである!
もちろん偽物王子だってことはバレちゃいけないよ。

ただでさえ弱小国なのに、テュールには隣国シグルズと内通してるっぽいヤツ(宰相)もいる。
 
 

あからさまに怪しいヤツ(片眼鏡)もいる。
 
すでに隣村はシグルズに征服され、悪評高い監督官の下圧政に苦しんでいる。
 
シグルズからやってきた監督官、当面の悪役セーブル。
目の下のクマがすごい。


なんてミッションインポッシブル!
イーサン(トム・クルーズ)助けてー!

トム・クルーズはいないけど、美形はいます。

白い騎士、ユリウス。

ユリウス・フレイヴァルツ。

なめらかに流れる金髪。
誘惑する瞳。

手段を問わない(枕営業だって必要ならやるぜ的な)有能な近衛兵です。
王子の望みはなんでも叶えます(意味深)


ユリウスはサービスがよくてありがたい。
 

フレイヤとの絡みで萌えを、アレクシスとの絡みで腐萌えを滾らせてくれます。
きっと今後はシャワーシーンならぬ水浴びとか、片袖脱ぎとか、黄色い声援がとびそうなサービスシーンも見せてくれることでしょう。
ユリウスは期待に応える男です。多分。


そして愉快な近衛兵たち。


落ち着いてるイングウェイとチョロつく赤毛のミカル。

あーもーミカルかわいいっ
子猿。子猪。


王子を守るはずが速攻で攫われる。
追いかけるエドヴァルド王子(偽)。
慌てるアレクとユリウス。


貴人が一般人のために危険に飛び込むパターンも王道だけど、そこがいい。
守られる立場なのに、アホだよね。

アホだけど、エラムを見捨てるアルスラーンに価値はない(田中芳樹アルスラーン戦記)


自由で傲慢で魅力的だという本物のエドヴァルド王子になりきって、ゆくゆくは本物以上に本物になるのです。
 
 
 
1巻表紙、刀に映る目には涙が浮かんでいます。
凛々しい男装では泣いてはいけないからこそ…



 

 

 


後ろのふたりがエドワードとアーサー。
頭に英洋子の字がかかってる方がエドワード。
!!マークがかかってる方がアーサー。

 

 

 

 


絶版で見つけられなくてまんだらけとか探しまわったあげくにヤフオクでゲットした。
名作なんだから(著作権騒動の)仲直りはともかくもっと作品を大事にしてほしい。

 

 

 

 

 


BASARAは表紙買いでした。
この1巻のわくわく感ときたら!
何かがはじまる予感に満ち満ちておるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 


アルスラーンも偽王子。
意味が違うけど。





 




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