ゲゲゲの女房 武良 布枝 (著) | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』原案本、ゲゲゲの女房
です。




でもテレビドラマはまったく見てません。大人気だったみだいですけどね。


それなのに原案本は読むという。


なんなんでしょう。しかもこのタイミング。






内容は、とっても読みやすかった。


ほっこりしますね。癒される。


古き良き「大和撫子」「良妻賢母」「日本女性」に郷愁をさそわれます。


なるほど、NHKで取り上げられるわけです。




スナップ写真一枚見てお見合いして、出会って5日後には結婚、すぐに引っ越し。




現代ではなかなかあり得ないシチュエーション。


でも、戦後の頃には珍しくもなかったのかもしれません。




そんなスタートでも子どもを産み育てて喧嘩したり仲直りしたりしながら添い遂げられてしまうんですね・・・夫婦って不思議。




恋愛結婚よりお見合い結婚の方が離婚率が低いって統計もあるみたいだし、結婚する前に愛情があるかないかって結婚生活の継続にはあんまり関係ないのかもしれない。












著者は、『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親であり、妖怪研究の第一人者としても知られる巨人・水木しげるの夫人である。

赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、「幸福とは何か」を語る現在……結婚以来半世紀、常に水木の傍らに寄り添い、見守ってきた。

著者はなぜ極貧の無名マンガ家と結婚したのか?

伝えられる貧乏生活とはどんなものだったのか?

超有名人の妻となって人生はどう変わったのか?

水木のユニークな言動をどう受け止めてきたのか?

自らを「平凡な人間」と語る著者の目に映った異能の天才の真実と、夫と歩んだ自身の激動の人生への思いを率直に綴った、感動の初エッセイ!