カニバリズムと恋愛とロボット。
限りなく人間に近いロボット：ジャックの話。
ご飯を食べ、眠り、自分で考え行動し、働いて収入を得る。
でも死なない。
そんな未来のロボット。
彼の話は「ミルキーウェイ」「天使たちの進化論」「竜の眠る星」などで読めます。
風習の違いから人食人種の少女に求婚したと誤解される。
ご飯を贈る=求婚。そんな動物って結構いますよね。
相手を食べることで命の連鎖に生かされていくという思想の一族である少女が、罠に落ちたジャックのため、自ら手首を切り落とし食べろというシーンは壮絶。
ジャックが食べたのか、食べなかったのか・・・気になる人は読んでみて。名作です。
22XX (白泉社文庫)/白泉社
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