妹のうっかりミスがきっかけで、葉加瀬太郎の主催する「情熱大陸SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA」に行ったことがある。

 

 

 

ビッグな出演者が名を連ねるなか、驚いたのがJUJUの歌の上手さだった。

 

そのJUJUがスナックのママに扮し、昭和歌謡をカバーしまくるイベントがあることをテレビで知った。

 

 

その名も、「スナックJUJU」。

 

 

今年は東京ドーム全体をスナックに見立て、開催されるという。

 

 

 

今回も妹に誘われ、行ってきました。

 

 

🐈

 

 

推しのいない人生を送ってきた私は、ドームでコンサート、などという経験に乏しくて、恐らくこのとき以来です。

 

 

乏しい経験値の私が言うのもアレなのですが、会場に入るやいなや、これは私の知っているコンサートとちょっと違うぞ、と、思った。

 

スタンドの通路では、タンクを背負ったあのお姉さんたちがビールを売り歩いている。

 

アリーナには白いテーブルクロスの円卓がいくつも組まれ、中にはこんな席も設けられていた。

 

 

 

目視できる範囲での客たちの年齢は、平均すると50代後半。

 

開演前からアルコール類を飲みまくった中高年たちは既に出来上っており、上機嫌ではしゃいでいた。

 

コンサートのコンセプトがスナックなのですから、これはたぶん正しい楽しみ方なんだと思う。

 

 

 

 

 

 

すっかりスナックの客になりきった中高年たちは、コンサートが始まってもそのコンセプトを貫き通し、

 

 

 

よう喋る。

 

 

 

そして年のせいか酒量のせいなのか、

 

 

めっちゃトイレ行く。

 

 

🐈

 

 

そんな中高年たちが、ステージにゲストの小田和正が登場した瞬間、スナックの客から一転。私の知っているコンサートの観客みたいに黄色い歓声を上げはじめた。

 

 

 

 

なぜか泣き出す人も。

 

ここには小田和正がお目当てのファンが大勢いたようです。

 

妹もそうでした。

 

 

 

 
 
 

🐈

 
 
JUJUはコンサートのコンセプトを守り、「JUJUにうりふたつのスナックのママ」を演じきった。
 
かっすかすの声でトークするので風邪をひいたのかと思いきや、JUJUに戻ってアンコールでトークする際には、いつもの艶やかな声に戻っていた。
 
ママの酒ヤケした声を演出していたとわかり、笑ってしまった。
 
トークも面白く、選曲も良く、足もキレイで、
 

わたし、
 

JUJUになりたい。


って思った。

 
あれだけ歌がうまければ、楽しかろう。
 
 
 

配られたリストライト。コンサート中は何者かにコントロールされて、一斉に、赤やピンクや紫に変色します。
 

*****

 

以下は当日の曲目なのですが、どれも懐かしい曲ばかり。

 

そして赤字表記の歌にはそれぞれ思い出がありますので、ぜひ次回、

 

 

聞いてください。

 

 

♪♪♪

 

二人でお酒を

メモリーグラス

じれったい

桃色吐息

異邦人

 

め組のひと

違う、そうじゃない

ロンリーチャップリン

 

CHA-CHA-CHA

 

フレンズ

RASBERRY DREAM

Maybe Tomorrow

 

なごり雪

いとしのエリー

伊勢佐木町ブルース

どうにもとまらない

 

言葉にできない

Yes-No

ラブ・ストーリーは突然に

 

翳りゆく部屋

 

あゝ無情

嵐の素顔

淋しい熱帯魚

DESIRE-情熱-

ミ・アモーレ

喝采

 

 

♪♪♪

 

 

 

 

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