あちこちの保険会社などから控除証明書がとどきはじめた。
今年も年末調整のシーズン到来です。
数年前、会社の年末調整は、従来の紙での申告から人事システムからのワークフロー申請に切り替えられた。
申告する側にとっても、受け付ける側にとっても色々飛躍的に楽になった。
私の扶養家族は出入りがいそがしかったので、手書きの年末調整は大変だった。
夫が亡くなって子どもたちを扶養に入れ、社会人になった長女が扶養から外れ、翌年は次女が外れ、それと入れ替わるように父と母が扶養に入って。
・・・・・。
この私がこんなにも次々と扶養家族を抱えることになろうとは、人生ってわからないものだなーと思う。
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先週あたりから飼い猫のちーのお腹にハゲができた。
子どもたちは、年をとってたるんたるんになったお腹が床に擦れているんじゃないかと笑っていたけれど、私は若干嫌な予感がした。
先日、私の在宅勤務の傍らでくつろぎながら、ちーはハゲたお腹をいつまでも舐め続けていた。
痒いのか。
そして一昨日、帰宅途中に長女から、ちーの体に点々と残る何かのフンらしき写真が送られてきた。
よもやよもやだ。
ちーの体にあの昆虫が巣食っているんじゃないだろうか・・・。
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嫌な予感は的中した。
帰宅してすぐ、長女とふたりがかりでちーの全身をシャンプーしてみると、出るわでるわ・・・。
小さな猫ノミがおよそ５０匹＞＜・・・。
くっそーーー（泣）。
ふたりで吐きそうになりながら１時間半かけてノミを駆除し、ドライヤーで乾かし、部屋を掃除して念のため殺虫剤をまいた。
昨日は長女が半休をとって動物病院に連れて行き、１日で１００％、卵まで撲滅するという薬をもらってきた。
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猫を飼って１５年。
こんなことは初めてだった。
ちーは完全な家猫だ。
せがまれて週に１回１０分程度、庭を散歩させたときに近所の猫が落としたノミを拾ってしまったのかもしれないし、先ごろ入院したときにもらいノミしたのかもしれない。
生命力のあるノミはあっという間に家族を増やす。
箱入り娘として大切にたいせつに育ててきたちーが、
実はめっちゃたくさん、扶養家族、食わせてた。
わたしなんぞの比じゃなかった。
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ここのところ夜中まで鳴きわめいてブラッシングを要求していたちーは、昨日から死んだように穏やかに眠り続けている。
ごめんよ、ちー。
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年末調整のお役立ち情報かと思ってうっかり読んでしまった方。
ヤクタイもなくかつ気持ちのわるい話をお聞かせしてしまい、本当にごめんなさい。
そして二度と持たず、増やさず、持ち込ませず。
非ノミ三原則を徹底します。
